2019年8月28日(水)20:00
舞台「幽白」はコエンマ“おしゃぶり”落下注意? 霊丸や邪眼もさく裂
冨樫義博氏の人気漫画が原作の舞台「幽☆遊☆白書」のゲネプロが8月28日、会場となる東京・シアター1010で行われた。キャストの崎山つばさ、郷本直也、鈴木拡樹、橋本祥平、荒木宏文が囲み取材に応じ、キャラクターの特徴や必殺技を忠実に再現した場面など、見どころを明かした。
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)に1990~94年に連載された同名原作は、事故によって死んでしまった不良学生・浦飯幽助が、霊界探偵となって現世によみがえり、仲間とともに強敵と戦いを繰り広げる姿を描いた。舞台版では原作初期のエピソードを中心に展開され、霊界探偵としての活動を開始した幽助が、闇の三大秘宝「降魔の剣」「暗黒鏡」「餓鬼玉」を妖怪盗賊の蔵馬、飛影、剛鬼から取り戻すようコエンマに依頼される。
90年代に一世を風靡した人気漫画が原作とあって、舞台化決定時から注目を集めているが、幽助役の崎山は「原作を知っている方には懐かしいと思ってもらいたい。初めての方には『こんな舞台見たことない』と思ってもらえるような舞台になっている」と自信をのぞかせ、桑原和真役の郷本も「原作が大好きな方は『このシーンはこうなってるんだ』と思うところがあり、初めて見る方にも見やすいものになっている」と同調する。蔵馬役の鈴木は、「新たな『幽☆遊☆白書』になっているけれど、どこかに懐かしさを感じる。早く皆さんに届けたい」と意気込み、飛影役の橋本は、「幅広い世代に愛されている作品ですので、生半可な気持ちではここに立っていない」とプレッシャーを明かした。
さらにコエンマ役の荒木は、キャラクターのトレードマークである“おしゃぶり”をつけた状態で話しはじめ、場内の爆笑をさらう。郷本が「荒木さんは本番中も常におしゃぶりをつけたまま?」と食いつくと、「そうだね。このまま話していこうと思う。(セリフが聞き取りづらくて)舞台上に字幕が出るかもな」とニヤリ。実際の公演も、荒木はおしゃぶりを装着した状態で演じており、「ゲネプロのシャッターチャンスはどこ?」という質問があがった際には「コエンマがおしゃぶりを落とすかもしれない」(郷本)、「落としちゃいけないとは思う。けれど、落ちるかもしれない」(荒木)と“おしゃぶりネタ”で盛り上がった。
「幽☆遊☆白書」といえば、キャラクターが繰り出す必殺技も人気だが、崎山は「指先から霊丸(レイガン)を撃つシーンに注目していただければ」と呼びかけ、郷本も「みんなの必殺技が出る瞬間があるので、そこはお見逃しなく!」とニッコリ。橋本は、「この日のために“眼”を開かせました」と、飛影の第3の目である“邪眼”をアピールした。
舞台「幽☆遊☆白書」は、東京公演が8月28日~9月2日にシアター1010、大阪公演が9月4~8日に森ノ宮ピロティホール、福岡公演が9月10~13日にももちパレス、愛知公演が9月20~22日に一宮市民会館で上演される。
イベント情報・チケット情報
- 舞台「幽☆遊☆白書」【東京公演・2回目】
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- 開催日
- 2019年8月29日(木)
- 時間
- 14:00開始
- 場所
- シアター1010(東京都)
- 出演
- 崎山つばさ, 郷本直也, 鈴木拡樹, …
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