宮野真守＆鈴村健一「ノイエ銀英伝 星乱」公開も…うまい棒と猫に食いつく？

（左から）鈴村健一、宮野真守

(C) 田中芳樹/松竹・Production I.G

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「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱　第一章」の初週舞台挨拶が9月28日、東京・丸の内ピカデリー1で開催され、キャストの宮野真守と鈴村健一が出席した。

「銀河英雄伝説 Die Neue These」は、田中芳樹氏のSF小説「銀河英雄伝説」をProductionI.Gが再アニメ化したシリーズ。数千年の未来を舞台に、戦争の天才ラインハルト・フォン・ローエングラム（CV：宮野）率いる銀河帝国と、智将ヤン・ウェンリー（CV：鈴村）が身を置く自由惑星同盟の抗争を描く一大叙事詩で、2018年からテレビシリーズとしてファーストシーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」全12話が放送され、セカンドシーズン「星乱」は、全12話を4話ずつ編集した全3章の劇場版として展開されている。

「第1章が公開された気持ち」を問われた宮野は、「ついに皆さま見てもらえるのがとてもうれしい」と話しながらも「まず、うまい棒にやられまして」と、うまい棒とのコラボ動画「アスターテ会戦うまい棒でやってみた」の話題を持ち出す。「スタッフの努力というか。大人のおバカさ加減。あれは感動しますね。スタッフの愛情を感じる」（宮野）、「さっきみたら衝撃的すぎて」「『こんな振れ幅あったんだ、この作品』と思って感動しました（笑）」「聞いたところによると、あの動画をやりたくて、コラボしたらしいよ。すごくない？」（鈴村）と“うまい棒トーク”で大盛り上がり。司会から「上映2日目を迎えた感想を……」とうながされると、鈴村は「うまい棒の感想になってますね」と苦笑していた。

さらに2人は、グッズ紹介のコーナーでも、公式企画「銀ニャ英雄伝説」から生まれたキャラクター、ラインハルトをモチーフとした「ニャインハルト」、ヤンがモデルの「ニャン」のマスコット人形に食いつき、鈴村が「ニャン・ウェンリーだ！（笑）。すげえ、やばいこれ！」と爆笑すると、宮野も「どうも！　ニャインハルト・フォン・ローエングラムです（笑）」と乗っかり、笑いを誘っていた。

“愛ある作品いじり”を交えたサービストークで場内を盛り上げながらも、作品を掘り下げた話題になると、鈴村は「『銀英伝』はまだまだ続いていく作品です。今は短い動画や簡単に見れるものが増え、僕もそういうものを面白いなと思って見ていますが、たまには大河ドラマのような長編作品をどっしり楽しむのも乙（おつ）だと思います。それに耐えうる作品が『銀河英雄伝説』です。たくさんのスタッフの本気が詰まっている作品です」と熱い思いを吐露。宮野も「僕は第2章まで見させていただいたのですが、愛の物語だなと思いました。いろんなことを思いながら見ていたのですが、やっぱりオープニング映像のラインハルトとキルヒに愛を感じて。2人が銀河の彼方を見つめる眼差（まなざ）しがすごく愛おしくて、こみ上げるものがありました。皆さまにも、いろんなことを感じ取ってほしいなと強く強く思いました」と熱弁をふるい、「皆さんと一緒に、これからもこの作品を愛していきたい」と客席に語りかけていた。

セカンドシーズン「星乱」の第2章は10月25日、第3章は11月29日から3週間限定上映される。