2020年2月25日（火）07:00

3世代プリキュアの合同アフレコ実現　笑顔、涙、絆が見えた総勢40人参加の収録とは

“プリキュア声優が受け継いできたもの”が垣間見えたアフレコ舞台裏

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「映画プリキュアミラクルリープみんなとの不思議な1日」のアフレコが1月25、26日の2日間にわたって行われ、40人以上が参加した大規模なアフレコ現場の模様が公開された。

今作は、新シリーズ「ヒーリングっど・プリキュア」、前作の「スター☆トゥインクルプリキュア」、前々作の「HUGっと！プリキュア」の“3世代プリキュア”が集結し、繰り返される不思議な1日から脱出しようと奮闘する姿を描く。アフレコは、3世代プリキュアのキャスト13人をはじめ、各世代の妖精役を務めたキャスト、今作の敵キャラのリフレインを演じた平田広明が合同で収録。また、ゲスト声優の稲垣来泉ちゃんもミラクルンライトを手に応援にかけつけた。

収録現場では、3世代プリキュアのキャストたちが、チーム（作品）ごとに異なる表情を見せた。テレビシリーズの放送開始前であった「ヒープリ」チームがやや緊張の面持ちを浮かべるなか、久しぶりの“シリーズ帰還”となる「HUGプリ」チームは収録前にそろって練習を行い、シリーズ最終回の収録を終えたばかりであった「スタプリ」チームも成瀬瑛美の指揮のもと変身時の声を合わせるなど、“先輩チーム”はチームワークを発揮していく。

「ヒープリ」チームは本アフレコで変身シーンに初挑戦

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それぞれのチームカラーが際立つ一方、3世代プリキュアの絆が垣間見える場面も。収録1日目、「ヒープリ」チームが変身シーンに初挑戦する際には「スタプリ」「HUGプリ」チームがモニター前に集合し、大盛り上がり。収録2日目は「スタプリ」最終回の放送直後だったことから、「ヒープリ」「HUGプリ」チームが「スタプリ」メンバーを拍手で出迎える一幕があった。

アフレコ終了後は、各チームの代表キャストが共演者、スタッフに向けて思いを述べた。「HUGプリ」の引坂理絵は、「テレビシリーズを終えて、前回の春映画から約1年が経って、このプリキュア現場に帰ってきて改めて、自分たちがプリキュアに携わったことの重みを感じています。本当に最高の時間でした」と涙。「スタプリ」の成瀬は、「初めて先輩になるということで、ちゃんと先輩らしくしなきゃとちょっとドキドキしていました。分け隔てなく、仲良くでもお互いに切磋琢磨しながら収録を終えられ、みなさんと楽しいひと時が送れて本当に幸せでした」と“先輩プリキュア”となったことに対する思いを告白する。

“先輩プリキュア”から「ヒープリ」へバトンタッチ

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そして、先輩からバトンを受け取った「ヒープリ」の悠木碧は「見るだけで夢と希望をエネルギーチャージできるなと思いながら、皆さんの演技を見させていただいておりました」と感謝を述べ、「皆さんにもらったパワーを、多くの子どもたちに届くように頑張って、世界中を優しい気持ちでいっぱいにしていけたらなって思います」と誓っていた。「映画プリキュアミラクルリープみんなとの不思議な1日」は、3月20日から全国公開。