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インタビュー 2020年7月6日(月)19:00

松岡禎丞&茅野愛衣「SAO アリシゼーション WoU」最終章に込み上げる思いと寄せ合う信頼 (4)

※ここから先は、8月22日に放送された19話の内容を一部ネタバレしているのでご注意ください

インタビュー当日は“キリト覚醒回”のアフレコ直後だった!
松岡「今日、すごく不思議な感覚だった」

――PVに、キリトの覚醒をにおわせるシーンが出てきたのが印象的でしたが、アフレコの進行状況としては、まだキリトは心を失っている状態なのでしょうか?

(C) 2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

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松岡 実は今日覚醒したんです。

――まさか“覚醒回”の収録直後だったとは!

茅野 だから話したくてしょうがないよね(笑)。

――待望の瞬間ですから、松岡さんとしてはかなり気合が入ったのでは?

松岡 今日、すごく不思議な感覚だったのですが……。今まで入れていたアドリブが入れられなくなったんですよね。例えばアスナと抱き合ってる時にアップの表情があるとしたら、今までだったら、「ごめんな」というニュアンス、「ありがとうな」というニュアンスのアドリブを入れていたのが、今回全然入れられなくて。そこで、「あ、ちょっとキリト変わったな」と思いました。「精神的に変わった」という点がすごく大きい。だからこそ、僕自身もまたひとつ達観する度合いが上がったのかなと感じています。

茅野 それだけ時間も経っているもんね。

――約8年にわたってキリトと一緒にやってきたからこその感覚なのでしょうか?

松岡 そうかもしれません。アドリブを入れようと思っても「あ、だめだ。入れられない」と思ったんです。

茅野 松岡くんのその判断をスタッフさんが受け入れてくれたってことは、同じ考えだったんじゃない? 「ここに(アドリブを)入れてください」と言われなかったということは、みんながしっくりきたんだろうなという感じがする。

松岡 何より、A-1 Picturesさんに絶対的な信頼を置いているので、“絵のお芝居”も影響して、ああいった感じになったのかもしれません。何も言わなくてもキリトの表情で伝わるというか。

茅野 すごく細やかだもんね。私たちがひろいきれなかった部分や表現しきれない部分に、後から絵のお芝居をつけてくださるので、オンエアを見て「こうなったんだ!」と感動することが多々あるんです。

松岡 「うわあ!」って、鳥肌立つもん。最終章のPVも感動したし。

茅野 あのPVは、私もすごい鳥肌立った。生放送の番組のなかで初めて見たんですけど、「これはもう、最終章楽しみだ!」という話になりました。

松岡 PVといえば……第1弾PVに出てきたシェータの「疲れたね。もう休もう」というボイスを寝る前のアラームにしたい。

茅野 いやいやいや! そういうシーンじゃないでしょ!(笑)

松岡 でも寝る前に言ってもらいたい(笑)

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