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インタビュー 2020年7月13日(月)19:00

松岡禎丞&加隈亜衣が規制ギリギリ(?)を攻める「ド級編隊エグゼロス」

松岡禎丞&加隈亜衣が攻めまくる!「ド級編隊エグゼロス」アフレコ舞台裏とは

松岡禎丞加隈亜衣が攻めまくる!「ド級編隊エグゼロス」アフレコ舞台裏とは

(C)きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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エロスの源“H(エ)ネルギー”を力に変換して戦う異色のヒーローが誕生! きただりょうま氏の人気漫画をテレビアニメ化した「ド級編隊エグゼロス」(7月3日から放送中)は、戦闘する度に全裸になり、エッチなハプニングが続出するなど第1話からインパクト大!! そして、作品設定やストーリー展開に負けず劣らずキャストの演技も攻めまくっている。主人公・炎城烈人(えんじょう・れっと)役の松岡禎丞、ヒロイン・星乃雲母(ほしの・きらら)役の加隈亜衣に話しを聞くと、現場の団結力や気合いはもちろん、アフレコ時の驚きのエピソードが次々飛び出した。「攻撃すると同時に気持ちよくなっちゃう」演技って? 男性キャストが規制ギリギリを攻めている!? 話題が尽きないアフレコ舞台裏をおおいに語ってもらった。(取材・文・写真/編集部)

「そんな設定ありました!?」
想定外すぎたアフレコ

――アフレコ時に印象的な出来事はありましたか?

松岡 印象的なことしかなかった気がします(笑)。

加隈 (印象的なことが)いっぱいありますね(笑)。

かっこよく変身するも…攻撃すると同時に気持ちよくなっちゃう!?

かっこよく変身するも…攻撃すると同時に気持ちよくなっちゃう!?

(C)きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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松岡 なかでも必殺技を言うシーンが、一番「え!?」となった瞬間でした。Hネルギーをためて技を放つのですが、「攻撃すると同時に気持ちよくなっちゃう」という説明をされたので、「何を言ってるんですか!?」となりました(笑)。

加隈 (笑)

松岡 「攻撃しながら“気持ちよさ”も出して」と言われたのですが、何回やっても「もうちょっと。攻撃の方が足りない」となり……ものすごく難しかったですね。

加隈 松岡さんはそのシーンを最初に演じなければいけなかったので、ベースを作ってくださったし、切り開いてくださいました。最初に演じる方は、お手本もないし、答えもわからないので。

松岡 わからなかったですね。想定外すぎたんです。「そんな設定ありました!?」と(笑)

加隈 アニメで知った設定です(笑)。

――必殺技のみならず、戦闘シーンではセクシーな展開・描写が盛り込まれることが多々あるかと思いますが、演じるうえでバランスをとるのは難しくなかったのでしょうか?

赤面級(?)のエッチなサプライズがあれど「エロは副産物」

赤面級(?)のエッチなサプライズがあれど「エロは副産物」

(C)きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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松岡 「エグゼロス」は(服が)はだけることが多いですが、音響監督には「真面目に戦ってます」「だからバラエティ要素はあまり出さないで」と言われました。本人たちは真面目に戦っているだけなので、エロは副産物というか(笑)。「(戦った)結果、服がはだける」だけなんです。

加隈 あと、意外と男性が担当されているキャラクターの方が(スタッフの)音へのこだわりが強いみたいです。例えば(烈人らが住む家で飼われている犬の)ルンバだったら、舌をベロベロベロッとする時の音を「水っぽさがある音と、地上波用の(水っぽさが)ない音にわけます」というこだわりがありました。

――本作は、規制強めの地上波バージョンと規制をゆるめた「Hネルギー解放版」(dアニメストアで独占配信)などがありますが、まさかバージョンごとに演じ分けていたとは驚きです。

作中は女性キャラが体をはってるが…アフレコ現場は真逆!?

作中は女性キャラが体をはってるが…アフレコ現場は真逆!?

(C)きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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加隈 でも女性陣はそういった演じ分けがないんです。

松岡 こういった作品だと、普通は女性の方がそういうことを言われがちなのですが、なぜか男性キャストが規制限界を攻めるという(笑)。

加隈 “女性陣がギリギリ(を攻める男性キャスト)を見守る”という現場は新しいなと思いました(笑)。こだわりといえば、確か烈人もそういうシーンがありますよね。

松岡 理性がなくなってしまう肉食状態(ビーストモード)ですね。地上波と他のバージョンで違います。

――松岡さんとしては、「男性キャストに対して、セクシーな演技にオーダーが多い」という状況は予想されていたのですか?

松岡 予想していませんでした。ですが1話の収録で、(ルンバ役の)岸尾(だいすけ)さんが演じているのを見て、「これもしかしたら、(自分にも同様の演出が)くるかもしれないぞ」とは思いました(笑)。

――なるほど(笑)。その予感が現実になり、バージョンごとに演じ分けを求められた際、どのように対応されたのでしょうか?

松岡 本番前のテストで用意してきたものをフルに発揮した後に、「あとで2パターン録らせて」と言われて。

白雪舞姫(CV:茅野愛衣)の“規制ギリギリボイス”もあるかも?

白雪舞姫(CV:茅野愛衣)の“規制ギリギリボイス”もあるかも?

(C)きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

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――ということは、本番では抑えた演技からはじめて、少しずつ解放していったようなイメージでしょうか?

松岡 いえ、僕は先に「強い方をやって」と言われました。でもその後に「あれ? どこまで抑えればいいんだ?」みたいな感じになりました(笑)。

――女性陣は、特殊な演出はまったくなく?

松岡 そういえば、茅野(愛衣)さんが1回だけ2パターン録りませんでしたっけ? (茅野演じる白雪舞姫が)ルンバになめられるシーンで。

加隈 あ、ありました!(笑)

作品情報

ド級編隊エグゼロス

ド級編隊エグゼロス 50

謎の侵略者・キセイ蟲によってかつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生...

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  • 赤面級(?)のエッチなサプライズがあれど「エロは副産物」
  • 松岡「加隈さんの演じる雲母は『ものすごく雲母』」
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  • 作中は女性キャラが体をはってるが…アフレコ現場は真逆!?

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