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ニュース 2020年7月29日(水)06:00

岐阜・多治見市の“女子高校生×陶芸”漫画「やくならマグカップも」TVアニメ化 田中美海ら出演

原作は、岐阜の伝統工芸品「美濃焼」がテーマのフリーコミック

原作は、岐阜の伝統工芸品「美濃焼」がテーマのフリーコミック

(C)プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

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岐阜県の伝統工芸品である美濃焼をテーマにしたフリーコミック「やくならマグカップも」のテレビアニメ化が決定し、メインスタッフ&キャスト、キービジュアルが発表された。

原作コミックは、岐阜・多治見市の有志や企業が2010年に立ちあげた「街を元気にしよう」プロジェクトの一環として、12年から発行されている(32巻まで刊行中)。亡くなった母の故郷である多治見市に引っ越してきた女子高生・豊川姫乃が、陶芸部を訪れたことをきっかけに陶芸の世界にのめりこみ、陶芸部のムードメーカー・久々梨三華(くくり・みか)、部室に入り浸る個性派女子・成瀬直子、陶芸部部長・青木十子(とおこ)と“明るく楽しい陶芸ライフ”を繰り広げる。

陶芸に魅了される4人の女子高生を演じるのは、田中美海芹澤優若井友希本泉莉奈。姫乃役の田中は「姫乃はおっとりした子なのですが陶芸を通じて仲間と共に成長していくところをちゃんと演じていきたいです。4人で一緒に楽しく演じていきたいですし、物語の舞台である多治見という街の良さにも触れていけたらいいな、と思っています」と語り、三華役の芹澤は「陶芸って渋めのイメージがあったのですが原作はすごくポップで可愛くて読みやすい。その可愛い感じがアニメでも表現されると思うので今から楽しみです」と期待を寄せている。

さらに直子役を務める若井は、「私は地元が岐阜なので時間がゆっくり流れている感じが懐かしくていいな! と思いました(笑)。陶芸はやったことないのですが一度はやってみたいランキングに入っています。ろくろ回してみたいです!」と陶芸に興味津々の様子で、十子役を演じる本泉も「この作品は陶芸を通じて土のことや焼き物にまつわる歴史を学べたりできるのですごく楽しみです。あと食べ物もおいしそうですよね。うなぎとか! 私、陶芸は昔やったことがあるのですがちょっと変な形のお皿になってしまったのでリベンジしたいですね」と、作品のみならず陶芸にも意欲をのぞかせている。また多治見市の古川雅典市長は、「アニメ化によりさらに多くの地域、幅広い年代の方々に美濃焼を知っていただく機会になると確信しております」と述べている。

メインスタッフは、「キングダム」(第1シリーズ)や「ヒカルの碁」の神谷純が監督を務め、シリーズ構成・脚本を荒川稔久、キャラクターデザイン・総作画監督を吉岡彩乃、アニメーション制作を日本アニメーションが担当。このほか、実写パートの存在などの作品詳細が後日発表されるという。

作品情報

やくならマグカップも

やくならマグカップも 23

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