「刀ミュ」5周年記念公演「壽 乱舞音曲祭」ガラコンサート形式で21年1月開催決定

(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

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ミュージカル「刀剣乱舞」の5周年記念公演「壽 乱舞音曲祭（ことぶき らんぶおんぎょくさい）」が、2021年1月に東京ガーデンシアターで上演されることが決まった。公演詳細は後日発表され、配信も実施予定。

ミュージカル「刀剣乱舞」は、日本古来の刀剣に宿る付喪神（つくもがみ）である“刀剣男士”たちが、歴史改変をもくろむ“歴史修正主義者”と戦う人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原作。ミュージカルシリーズは、15～16年にトライアル公演を経た「阿津賀志山異聞」でスタートした。今年3月からは最新作「静かの海のパライソ」が上演されるも、新型コロナウイルスの感染拡大により、予定されていた公演の大半が中止となった。観客のフェイスシールド着用などの感染症対策を講じ、8月29日から「髭切膝丸 双騎出陣 2020 ～SOGA～」などの上演が始まる。

トライアル公演からミュージカルシリーズに携わり続けてきた演出の茅野イサムは、新型コロナウイルスの感染拡大により従来のような公演が容易でなくなったことへの悔しさをにじませながらも、「しかし、この事態が過ぎ去るのをただ何もせずにじっと待っていていいのか、とも思うのです。いまできる最大限の形で、公演を楽しみに待ってくださっていたみなさまに何かお届けすることはできないか。そう考えた時に思い浮かんだのが、ガラコンサートという形式でした。ガラコンサートとは、記念、祝賀として行われるコンサートのことです」「このような状況だからこそ、今は歩みを緩めて、過去を振り返ってみることも必要なのではないか、そう考えました。そしてあの未熟だったトライアル公演からここまで、我々を支え応援し育ててくださったお客様、この道のりの途中から我々を知ってくださったお客様へ、あらためて感謝を伝える場を設けたい。そして一緒にこの先の未来を夢見たい。それが今回の企画意図です」と、きたる「壽 乱舞音曲祭」への思いのたけを語った。