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ニュース 2020年10月9日(金)20:00

野島伸司がオリジナルTVアニメに初挑戦 「ワンダーエッグ・プライオリティ」21年1月放送

ティザービジュアル&PVも公開

ティザービジュアル&PVも公開

(C)WEP PROJECT

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「高校教師」「高嶺の花」などテレビドラマの話題作を多数手がけてきた脚本家・野島伸司が原案・脚本を務めたオリジナルテレビアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」が、日本テレビほかで2021年1月から放送されることがわかった。

野島がアニメ作品の原案・脚本を手がけるのは初めて。新たな分野への挑戦に対し、「いつからかドラマにも『コンプライアンス』が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。アニメやゲームは日本が世界に誇れるエンタテインメントであり、リテラシーの高いアニメファンと向き合える事をうれしく思います。1月クールでお会いしましょう」と胸中を明かしている。

メインスタッフはこのほか、「22/7 あの日の彼女たち」のキャラクターPVや小説「僕はロボットごしの君に恋をする」のアニメーションPVを手がけた演出家・若林信が監督、高橋沙妃がキャラクターデザイン・総作画監督を務め、「空の青さを知る人よ」「約束のネバーランド」のCloverWorksがアニメーション制作を担当。D.N.ドリームパートナーズ(日本テレビとNTTドコモが共同出資するコンテンツ投資会社)とアニプレックスの初タッグでプロデュースを進めている。

若林監督は「野島さんから託された脚本の魅力を余すことなく伝えられるように最後まで頑張ります」と意気込みを語り、企画・プロデュースの植野浩之氏(日本テレビ)は「ANIPLEXさんと企画会議をしている際に、『アニメ業界にも業界以外の才能を入れていかないといけない』という話が出てきまして、『例えばあの野島伸司さんがアニメーションの脚本を書くというのはどう思いますか?』と問いかけました。そして、創作意欲と創作能力の高い野島さんが最近のドラマ制作の中で非常に窮屈な思いを抱いている中、アニメーションというフィールドの中でどう輝くのかというのがプロデューサーとしてのひとつのテーマではありました」と、野島の参加の経緯を述べている。

ストーリー詳細は明らかになっていないが、ティザービジュアルとティザーPVが公開。PVは、キャラクターの姿や街並みとともに「未来を変えたいなら――今はただ選択しろ」「さあ、自分を信じて――」「エッグを割れ――」という言葉が映し出される。ティザービジュアルは、ダブルピースをきめる1人のキャラクターが描かれている。

作品情報

ワンダーエッグ・プライオリティ

ワンダーエッグ・プライオリティ 36

4歳の少女・大戸アイは、 深夜の散歩の途中で出会った謎の声に導かれ、 「エッグ」を手に入れる。「未来を変えたいなら」「今はただ選択しろ」「さぁ、 自分を信じてー」「エッグを割れー」。「エッグ」を...

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