来春公開「映画クレヨンしんちゃん」最新作はシリーズ初の学園ミステリー　カスカベ防衛隊が怪事件に挑む

天カス学園の制服を着たしんのすけたちを描いたティザービジュアル

(C) 臼井儀人／双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ＡＤＫ 2021

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「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ最新作のタイトルが「映画クレヨンしんちゃん　謎メキ！花の天カス学園」に決定し、2021年4月23日に公開されることが分かった。

第29作となる同作は、シリーズ初となる学園ミステリー。全寮制の超エリート校・天カス学園に体験入学した、しんのすけら“カスカベ防衛隊”は怪事件に巻きこまれる。お尻に奇妙な噛みあとをつけられて倒れていた風間くんが、目を覚ますとおバカになっていたのだ。しんのすけたちは、学園の生徒会長・阿月チシオと“カスカベ探偵倶楽部”を結成し事件解決に乗りだす。

18年公開の第26作「映画クレヨンしんちゃん　爆盛！カンフーボーイズ　拉麺大乱」を手がけた高橋渉監督と、うえのきみこ（脚本）が再びタッグを組む。高橋監督は、「夢と希望と不安と挫折と恋とヤンキーが入り乱れる学園迷宮をしんのすけ達が元気とおバカをあふれさせながら駆け抜けていく映画です。今こそクレヨンしんちゃんのおバカパワーをぜひ全国の皆さんにお届けしたいと思います」と意気込みのコメントを寄せている。

また、シンエイ動画の山崎智史プロデューサーは、「今回はシリーズ初の青春学園ミステリーに挑戦します！　と言っても本格的ではなくあくまで本格風（笑）、しんちゃんらしい笑って楽しめる新感覚なおバカ謎解きミステリーとなっています」と企画意図を語っている。

あわせて披露された予告映像では、ダイイングメッセージ、防衛隊の1人をふくむ8人の容疑者たち、謎の“吸ケツ鬼”など、ミステリー風の要素を散りばめながら、しんのすけたちが学園中を駆けまわる様子が描かれている。