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インタビュー 2021年1月7日(木)19:00

蒼井翔太、あふれんばかりの“セーラームーン愛”でつかんだフィッシュ・アイという夢 (2)

「もうプレッシャーを感じている時間ではないぞ」
日野聡豊永利行との収録は「楽しいのなんのって!」

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

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――「アマゾン・トリオ」タイガーズ・アイ役の日野聡さん、ホークス・アイ役の豊永利行さんとの収録はいかがでしたか。

楽しいのなんのって!(笑)。「あれ? 前世で3人でアマゾン・トリオやってたかな?」ってくらい、すごく楽しい空間でした。この3人でよかったな、と。僕たちにしかできないアマゾン・トリオを出すことができたんじゃないかなと感じています。

――相性抜群だったんですね。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

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もちろん90年代アニメで演じられていた方々とは同じではありませんが、「僕たちのやるアマゾン・トリオだな」という楽しさ、そういったものが一瞬で3人の間に結成されたというか。とにかくすっごく楽しかったです。休憩時間に、日野さんが「店出しちゃいましょう♡」と言い出して、3人でアマゾン・トリオのアマゾンバーごっこをしたり(笑)。

――オーディション時から抱いていたプレッシャーが、3人で演じるなかで楽しさに変わっていったような感覚でしょうか?

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会

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プレッシャーはもちろんありましたが、「3人そろってアフレコができる」という喜びや感謝の方が強くなっていた気がします。全力でやるしかない。それがフィッシュ・アイに僕を選んでくれたスタッフの皆様への答えになる。大好きだった作品に対して失礼なことは絶対できないし、プロとして全力で演じないといけない。もうプレッシャーを感じている時間ではないぞ、楽しめばいいじゃないかという気持ちでした。

――お話を聞くほどに、全力で演じて、同時に全力で楽しんだことが伝わってきます。もっと演じていたかったのでは?

もちろん、もっともっと演じたかったです。でも今作では、限られた時間で3人のチームワークの良さと、ひとりひとりの持ち味を、高速の右ストレートのように一瞬一瞬に込めて、表現しました。そうすることで印象に残せるよう、精いっぱいやらせていただきました。

「美少女戦士セーラームーン」に夢中だった幼少期
“夢を届ける側”になった今、大切にしていること

――並々ならぬ“セーラームーン愛”が伝わってきますが、蒼井さんと「美少女戦士セーラームーン」の出合いを教えてください。

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アニメを見ていた当時は、まさに幼少期だったので、見ているだけで楽しくて「こんなアニメ、今まで見たことない」という感覚でした。かわいい女の子がセーラー戦士に変身して、愛と正義のために戦うというストーリー、そして変身シーンの映像がきれい! あとやっぱり当時は、自由帳にセーラームーンの瞳や顔を描いて、上手に描けた子はクラスの人気者になったり。セーラームーンごっこも外せない遊びでしたし、あとはおもちゃ! お菓子売り場に、セーラームーン関連のものがあったら絶対に買っていたくらい、とにかく全てがキラキラしていました。当時の感覚が色あせることは少しもないですね。

――そんな幼少期から憧れた作品に出演し、いざ完成した映像をご覧になった時は何を思われましたか?

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まずは、やっぱり役者としてこの作品に携われたことが奇跡だなと感じました。そしてなにより、「美少女戦士セーラームーン」という作品が、今の今まで色あせず、セーラー戦士たちが歴史をつないできてくれたからこそ、僕も携わることができたので、彼女たちにすごく感謝しています。できあがった作品を見て、蒼井翔太にしかできない“今のフィッシュ・アイ”というものが、劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」の世界に生きているなと実感しました。

――蒼井さんとお話ししていると、かわいいだけじゃない、美しいだけじゃない、作品への愛に応えるために全力で戦う人、まさにセーラー戦士のようだと感じました。声優やアーティストとして、夢やきらめきを人に届けるために、大切にしていることはなんでしょうか。

自分自身が、「皆さんに元気や愛をもらっていることを忘れない」ということです。皆さんの思いの全てかなえることはできないかもしれないけれど、「みんなの意見はこうなんだ」と受け取ることが大事だと思っています。例えば、ファンレターに「今度はこういう姿が見たいです」と書いてくれたりするんです。「決してひとりでやっているんじゃない、みんなが一緒にいるからやれることなんだ」ということを大切にしています。

あとは「僕自身も楽しんでいる」ということ。発信する側の気持ちが滅入っていたら、みんなにも伝わるし、心配をかけてしまうので。自分が元気でいることですね。

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――「みんなに届けるためには、まずは受け取ることが大切」というのは、まさに蒼井さんと「美少女戦士セーラームーン」の関係ですね。かつて、「美少女戦士セーラームーン」から夢をもらっていた蒼井さんが、今作では夢を届けるという。

そうですね。こうして活動してこれたのはやっぱり応援してくださるみんながいるからだし、これまで出合ったアニメやキャラクターがいるからなんです。そこは、忘れちゃいけない自分の歴史だなと。自分の歴史とか言っちゃったけど、これってみんな一緒の感覚だと思います。作品や活動を通して、こういった気持ちを皆さんと共有していきたいですね。

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2021年1月7日~2月7日23:59
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作品情報

美少女戦士セーラームーンEternal 前編

美少女戦士セーラームーンEternal 前編 7

うさぎたちは無事高校へ進学し衛も大学の医学部に合格。そして、ちびうさは戦士としての修行を終え30世紀の未来へ帰る準備をし、それぞれの夢に向かって新たな生活を送ろうとしていた。桜舞う4月、街は今世...

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