2021年7月15日(木)22:00
「スター・ウォーズ ビジョンズ」本格始動 市川紗椰「最高の文化交流ができる」
新アンソロジーアニメ「スター・ウォーズ ビジョンズ」が始動!
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ディズニーの動画配信サービスDisney+が「スター・ウォーズ」を題材に製作する新アンソロジーアニメ「スター・ウォーズ ビジョンズ」の始動イベントが7月14日、都内で行われ、参加する日本のアニメ制作会社7社の監督が集合した。
イベントに出席した神山健治監督(プロダクションI.G)は、シリーズ第1作目にあたる「スター・ウォーズ」を初めて見た13歳当時を振り返り「いつか『スター・ウォーズ』を作る人になろうと思った」。それだけに、今回のプロジェクト参加には「喜びしかない」といい、「無邪気な13歳の子どもに戻って、取り組んだ。プレッシャーは後からですね」と感無量の面持ちだった。
神山監督が手がける「九人目のジェダイ」は、2019年に公開された「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」以降の世界が舞台になっており、「果たして、銀河系は平和になったのか。『スター・ウォーズ』の魅力であるライトセーバーとジェダイ騎士たちの“再生”のストーリーを描き、ルーク・スカイウォーカーのような名もなき青年が、大海原に旅立ち、冒険を繰り広げるという原点に立ち返った」とテーマを明かしていた。
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近年、3DCG作品を多く手がける神山監督にとって、本作は久しぶりの手描きアニメーションとなり「日本が誇るIGのすごいアニメーターたちと、作画のアニメを作れることにワクワクした。CGとは違う熱量で、キャラクターがいきいきと動いている」と声を弾ませた。
イベントには神山監督をはじめ、水崎淳平総監督(神風動画)、垪和等監督(キネマシトラス)、チェ・ウニョン監督、アベル・ゴンゴラ監督(サイエンスSARU)、五十嵐祐貴監督(ジェノスタジオ)、木村卓監督(スタジオコロリド)、大塚雅彦監督、今石洋之監督(トリガー)、「スター・ウォーズ」好きを公言するタレントの市川紗椰が駆けつけた。
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市川は「世界規模のコンテンツを題材に、日本を代表するスタジオが、しかもこんなにたくさんですよ。贅沢過ぎます」と興奮しきり。「ヨーロッパはもちろんですが、(コロナ禍で)配信人気もあり、今アメリカで日本のアニメ人気がマックスになっている」と語り、「アニメ好き、『スター・ウォーズ』好きが互いの魅力を知る相乗効果に期待したい。最高の文化交流ができるんじゃないかと思う」と銀河系のさらなる拡大に期待を寄せていた。
「スター・ウォーズ ビジョンズ」は、Disney+で9月22日に世界配信される。
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