2021年7月18日（日）12:00

8月の「金ロー」は3週連続ジブリ　「もののけ姫」「猫の恩返し」「風立ちぬ」をノーカット放送

今年も、夏はジブリ！

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日本テレビ系「金曜ロードショー」が8月、3週連続でスタジオジブリ作品を放送することがわかった。最新作「アーヤと魔女」が8月27日に公開されることを記念し、「もののけ姫」（8月13日放送、放送枠50分拡大・ノーカット）、「猫の恩返し」（20日、本編ノーカット）、「風立ちぬ」（27日、放送枠40分拡大・ノーカット）がラインナップされている。

8月13日放送の「もののけ姫」は、宮崎駿が監督、原作、脚本を手掛けた渾身作。1997年の公開当時、日本映画の歴代興行収入第1位を記録した。舞台は室町時代の日本。北の果てに住む一族の青年・アシタカは、“タタリ神”という怪物に姿を変えたイノシシに矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探す旅に出たアシタカは、西へ向かい、旅の途中、森の中で山犬に育てられた不思議な少女・サンと出会う。松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫、森光子、美輪明宏、森繁久彌らが声優として参加している。

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8月20日放送の「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の柊あおいによるコミック「バロン　猫の男爵」を宮崎駿企画、森田宏幸監督で映画化した青春冒険ファンタジー。車に轢かれそうになった猫を助けた高校生のハルは、その猫が猫の国の王子だったことから、“恩返し”として猫の国に招待される。「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見、天国に思えた猫の国の恐ろしさに気づいていく。池脇千鶴、袴田吉彦らが声を担当している。

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8月27日放送の「風立ちぬ」は、宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」以来5年ぶりに手がけた長編作。飛行機作りに情熱を注いだ実在の人物・堀越二郎をモデルに、夢に向かってまっすぐ生きる青年の半生を空想を交えて描く。「新世紀エヴァンゲリオン」の監督として知られる庵野秀明が主人公・二郎の声優を務めた。

連続放送のニュースを受けて、鈴木敏夫プロデューサーは、「『もののけ姫』から24年……あっという間です。宮さんは今、元気に『君たちはどう生きるか』を制作中。8月27日公開予定の『アーヤと魔女』も、よろしくおねがいします。」とコメントを寄せている。

今後の放送ラインナップは以下の通り。

◆7月23日：劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」
◆7月30日：「ワイルド・スピード ICE BREAK」（地上波初放送）
◆8月6日：「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄（ヒーロー）」（本編ノーカット・地上波初放送）
◆8月13日：「もののけ姫」（放送枠50分拡大・ノーカット）
◆8月20日：「猫の恩返し」（本編ノーカット）
◆8月27日：「風立ちぬ」（放送枠40分拡大・ノーカット)