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ニュース 2021年7月20日(火)20:00

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」8月13日からAmazon Prime Videoで独占配信スタート

配信されるのは、最新バージョン「EVANGLION 3.0+1.01 THRICE UPON A TIME」

配信されるのは、最新バージョン「EVANGLION 3.0+1.01 THRICE UPON A TIME」

(C)khara

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シン・エヴァンゲリオン劇場版」(総監督:庵野秀明)が8月13日から、Amazon Prime Videoでプライム会員向けに独占配信されることが決定した。同作は、日本を含む240以上の国と地域で独占配信される予定。日本以外の国では、Amazon Prime Videoにとって初の日本の大型アニメフランチャイズのDTS作品(DTS=Direct to Streamの略。劇場映画を直接配信すること)となる。

地球規模の大災害“セカンド・インパクト”が起きた世界を舞台に繰り広げられる、汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン(エヴァ)と、“使徒”と呼ばれる謎の生命体との壮絶な戦い。1995年に放送開始したテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」は、未曾有の戦闘を通して描かれる個性溢れるキャラクターたち、そして人の成り立ちの根幹にまで迫りぬいた物語を描いたもの。90年代の日本のアニメ業界に革命を起こしたとまで言わしめた本作は、日本のみならず世界中に一大“エヴァ”ブームを巻き起こし、誕生から26年の時を経て、今なおSFアニメ超大作の金字塔として君臨している。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズは、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」を含め、「新世紀エヴァンゲリオン」のリニューアル、リメイク、続編でもなく、新たな“エヴァンゲリオン”として07年に誕生。「:序」「:破」「:Q」の前3作はいずれも大ヒット。同シリーズの最新作にして完結編となった「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は3月8日に劇場公開され、現在までの累計興行収入は101.5億円を突破している。

一足早く配信が決定した海外では、VARIETY、DEADLINEなどの有力メディアがAmazon Prime Videoでの配信決定をニュースで取り上げるほど注目を集め、日本でもこの情報を掴んだファンが“日本配信”を望む声をあげていた。7月23日(LA時間)に配信されるポップカルチャーの祭典、サンディエゴ・コミコンのオンラインイベント「Comic-Con@Home」に庵野総監督が参加することが決定し、世界からも更なる注目が集まっている。

今回配信されるのは、劇場公開中に本編映像のさらなる調整が進められた最新バージョン「EVANGLION 3.0+1.01 THRICE UPON A TIME」。日本のAmazon Prime Videoでは、既に「:序」「:破」「:Q」が見放題独占配信中のため、4部作を一気に視聴することができる。

Amazon Prime Videoコンテンツ事業本部長ジャパン・児玉隆志氏は「日本のアニメーションには、他にはないオリジナリティと、深いドラマがあります。そしてそれは考え方や価値観を超越して、世界中の人々を魅了しています」と説明。「そんなアニメーションに大きな革新をもたらした『エヴァンゲリオン』に、私たちは以前より大きな注目をしていました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が日本で大ヒットをし、世界中のファンが本作を待ち望んでいる中で、今回私たちが『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を世界の皆様にお届けできることをとても喜ばしく思います。前作を含めた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の全4作品を夏休みに是非お楽しみください」と語っている。

原案・脚本・総監督を務めた庵野は、日本を含む世界配信について「海外のエヴァファンの皆様、いつも応援していただき大変有難うございます。そして、大変お待たせ致しました。コロナ禍の影響下で劇場公開での提供が困難な中、海外のファンの皆様に出来るだけ早く作品をお届けする最善の方法は何が良いのか。その為の熟慮を重ねた結果、Amazon Prime Videoでの世界配信という形になりました。劇場公開を前提とし制作された映像ですので、出来る限り大画面での視聴を、制作スタッフを代表して望みます。では配信開始までもうしばらくお待ち下さい」とコメントを寄せている。

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