「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」ククルス・ドアン役は武内駿輔　“ザクの日記念”でメカ設定画公開

(C)創通・サンライズ

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劇場アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の新キャストが発表され、主人公アムロ・レイと物語を展開していく重要キャラクターで、作品タイトルにも入っているククルス・ドアンを武内駿輔が演じることがわかった。さらに3月9日の「ザクの日」を記念して、メカ2体の設定画も披露された。

本作は、1979年放送の「機動戦士ガンダム」でアニメーションディレクターなどを務めた安彦良和自らが、異色のエピソードとして知られる同作の第15話「ククルス・ドアンの島」を新たな切り口で再度映像化する。原作「ククルス・ドアンの島」では、戦争に巻き込まれ、地球連邦軍の新型モビルスーツ“RX-78-02 ガンダム”のパイロットになることを余儀なくされた少年アムロと、戦災孤児を育てながら孤島で暮らすジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンの交流を通じて戦争の悲哀が描かれた。

ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は、その勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反抗作戦に打って出た。そんななか、アムロらの乗るホワイトベースは、通称「帰らずの島」と呼ばれる無人島の残敵掃討任務を言い渡され、残置諜者の捜索に乗り出す。そこで見たのは、“いるはずのない子どもたち”と一機のザク。戦闘のなかでガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う――。

ククルス・ドアンのキャラクター設定画

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武内が演じるドアンは、孤島で多くの子供たちと暮らしている元ジオン公国軍の歴戦のMSパイロット。搭乗していたザクを持ち逃げして脱走兵となって以来、自身で補修・改修したザクで、島に近づく地球連邦軍、ジオン公国軍と戦っては戦闘不能にしている。アムロの乗るガンダムさえも圧倒するほどの実力を持つパイロットで、アムロの繰るガンダムと交戦の後、コックピットからアムロを降ろして救助した。島の「ある秘密」を隠しており、かつての部下であるサザンクロス隊に命を狙われている。

MS-06F ドアン専用ザク

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さらに「ザクの日」を記念して、ドアンがジオン公国軍のサザンクロス隊を率いていた際に搭乗していた「MS-06F ドアン専用ザク」、アムロが搭乗する地球連邦軍の白兵戦用試作モビルスーツ「RX-78-02 ガンダム」の2体のメカ設定画が公開されている。

RX-78-02 ガンダム

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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は6月3日から全国公開。武内のコメントは以下の通り。

【武内駿輔（ククルス・ドアン役）】

本作のククルス・ドアンの声を担当致しました、武内駿輔です。
今回、40周年を越えた本タイミングでガンダムシリーズに関われる事、しかもそれが安彦さんが監督される”ファーストシリーズ”に参加出来た事、大変光栄に感じております。
第15話の存在は僕も昔から存じておりましたが、それをまさかリブートするとは。
皆様のご期待を裏切らぬ様、ファーストシリーズを全て見直し、僕も挑まさせて頂きました。
本作は、元々の題材もそうですが、ガンダムを知っている人でも知らない方でも楽しめる内容になっております。
なんてそれっぽい事言いましたが、難しいこと考えず！
新たに描かれる”ドアンザク”！”白いヤツ”！その他多数の新要素！ド派手に戦うモビルスーツ達！
それらを、是非大きなスクリーンで楽しんで頂けますと幸いです！
出るか！？ドアン正拳突きッ！？