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インタビュー 2022年4月15日(金)19:00

【「SPY×FAMILY」江口拓也インタビュー(2)】子どもは苦手だけど…“娘”には夢中「アーニャのかわいさは無限大」

江口拓也インタビュー第2弾は、アーニャとヨル、種崎敦美&早見沙織について

江口拓也インタビュー第2弾は、アーニャとヨル、種崎敦美早見沙織について

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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4月からスタートしたテレビアニメ「SPY×FAMILY」。主人公ロイド・フォージャー役の江口拓也のインタビュー第2弾は、ロイドと“仮初めの家族”となる娘のアーニャと妻のヨル、キャストの種崎敦美早見沙織の話題が中心。「子どもは苦手」だという江口だが、「アーニャのかわいさは無限大」とすっかり“親バカ”な様子。キャラクターの魅力、キャストへの信頼を存分に語ってもらった。(取材・文/編集部)
※種崎の崎はたつさきが正式表記

▽インタビュー第1弾はこちら
【「SPY×FAMILY」江口拓也インタビュー(1)】大切にしたのは、ロイドの「一言では表せない感情」 スパイ級の特殊能力って?


「種崎さんという役者さんが入ったことで…」アーニャの魅力倍増

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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――ロイドが“家族”を作るにあたり、最初に娘として迎えるのがアーニャですが、キャラクターの印象はいかがですか?

アーニャのかわいさは無限大だと思っていて(笑)。アーニャという存在自体がかわいいじゃないですか。そこに種崎さんという役者さんが入ったことで、「何が起こるかわからない」という魅力が加わって、どこかクセになる。アーニャはクセになるかわいさなんですよね。

僕個人としては、子どもは苦手な部類なんです。好きでも嫌いでもないみたいな感覚で、「かわいい」「かわいくない」もあまり感じない。でも、種崎さん演じるアーニャを見ていると「そういう存在と一緒に過ごすことって、良いことなのかもな」みたいな気持ちにさせてくれます。作中でも、仮のファミリーを築くなかで生まれてくるそういう感情が大切で、それが積み重なって本物のファミリーになっていくんだと思います。そう感じさせてくれるアーニャの存在、種崎さんのお芝居と表現方法は、自分にとっても刺激になりました。

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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――アフレコ中も、種崎さんのお芝居が予想を超えてくる、驚かされる瞬間はありましたか?

種崎さんのお芝居の一言一言に、「そうくるんだ」と思わされるトリッキーさがありました。いろんな“表現の引き出し”に驚かされて、こっちも楽しくなるみたいな。ロイドの心の変化を演じるうえでも良い作用があったし、かき乱してもらえました。想像を超えてくる、ハンマーでぶち壊してくる感覚というか(笑)。一緒に録っていて、すごく面白かったです。


「憎めないところが好きなんだろうな」

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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――「アーニャのかわいさは無限大」「子どもが苦手だけど、印象が変わった」というお話が出ましたが、そう思うきっかけになったシーンはありますか?

種崎さんのお芝居も影響しているとは思いますが「憎めないところ」が好きなんだろうなと……。ただかわいければいいわけじゃない、憎たらしい部分もあるけれど、それをちゃんと回収してくれる真っすぐさ、許せてしまう何かが存在するというか。だからアーニャは、憎たらしくても「しょうがないな」ですませられるんだと思うんですよね。ロイドにしつこくついて行こうとしたり、ロイドを困らせるシーンがあるけれど、それはアーニャの家族に対する憧れとか、いろんな気持ちがあっての行動なんです。そこがかわいい。

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――「困らせるけど憎めない」という感覚は、現実の子どもに対してもありますか?

現実の子どもはどうでしょう……関わることがないのでまだわからないです(笑)。「困らせるけど憎めない。でもそれがかわいい」という感覚って、共存して、積み重ねていくなかで感じるものだから、実際に過ごさないと感じないことだと思うんです。思い入れができないと判断が難しいですね。

――まさに作中のロイド、アーニャ、ヨルのようですね。

そうですね、関係性を築くことですね。


“妻”早見沙織には「信頼しかなかったです」

(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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――ロイドと偽装結婚する妻・ヨル役が早見さんだと知った時のお気持ちはいかがでしたか?

まずは信頼しかなかったです(笑)。もう、早見さんの声がしますもん。原作漫画を読んでいる時から「早見さんの声がするな」と思いました(笑)。実際にご一緒しても、「やっぱりすごいな」「ヨルさんがいるな」と思いました。

実は、僕が初めてオーディションで受かったアニメーションの現場に早見さんがいたんです。その頃の早見さんは確かまだ学生だったと思いますが、既にヒロインをやられていて、堂々とマイク前に立つ姿を「若いのにすごいな」と思っていました。その時は、早見さんがヒロインで、僕はその友達のひとりみたいな役でした。その後も共演していますが、今回は仮ではありますがファミリーという関係性でご一緒できてうれしいです。

――早見さんのお芝居を通して見えてきた、ヨルの魅力はありますか?

説明が難しいのですが、早見さんってすごく不思議な存在で「ずっと早見さん」なんです(笑)。ヨルの“表の顔”には、早見さんの持つ安心感や透明感が表れています。その一方で、ヨルが殺し屋になった瞬間に見せる“ぞくっとする一面”にも、ある意味、早見さんがもつ底知れなさやミステリアスさが反映されているように感じました。早見さんが常に持っているミステリアスさは、それくらい説得力があるんです(笑)。

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――早見さん、種崎さんについてのお話を聞いていると、おふたりへの信頼が伝わってきます。

そうですね。おふたりのおかげで、自分のなかでロイドというキャラクターが固まったように思います。オーディションの時もいろんなことを考えましたが、やっぱり現場で作っていくなかで答えをもらったという感覚があります。また、(アフレコで)一緒に録れたこともありがたかったです。一緒に録れるかどうかで細かな温度感が変わってきますし、化学反応を楽しむという意味でも。

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――ある種、家族になっていくわけですからね。

そうなんです、そういう意味でも3人一緒にできたことは大きかったです。そしてキャストだけでなく、現場全体がこれまで「SPY×FAMILY」という作品を楽しんできた方々の期待を感じながら作品づくりをしています。現場の気合いは十分ですので、アニメ「SPY×FAMILY」を存分に楽しんでください。

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作品情報

SPY×FAMILY

SPY×FAMILY 134

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