ノベルゲーム「ATRI -My Dear Moments-」TVアニメ化　アニメーション制作はTROYCA、ティザービジュアル＆PV公開

ティザービジュアル

(C)ATRI ANIME PROJECT

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アニプレックス発のノベルゲーム「ATRI -My Dear Moments-」のテレビアニメ化が決定し、メインスタッフ、ティザービジュアル、ティザーPVが公開された。

原作ゲーム「ATRI -My Dear Moments-」は、2019年に発足したアニプレックスのノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」の第1弾作品。感動的なストーリーで話題を呼び、17万ダウンロードを突破している。

アニメのメインスタッフは、「やがて君になる」を手がけた加藤誠監督と脚本の花田十輝が再タッグを組み、ストーリー原案を紺野アスタ氏（Frontwing）、キャラクター原案をゆさの、基4が務める。「アルドノア・ゼロ」「ロード・エルメロイII世の事件簿シリーズ」のTROYCAがアニメーション制作を担当する。

物語は、原因不明の海面上昇によって地表の多くが海に沈んだ近未来を舞台に、少年とロボット少女の忘れられない夏を描く。幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生は、海辺の田舎町へと移り住む。身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇と借金だけ。“海底の倉庫”を目指した夏生は、棺のような装置の中で眠る不思議なロボットの少女アトリに出会い、「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります！」と告げられる。

キャラクター原案・ゆさのよるが描き下ろしたティザービジュアルは、髪とスカートをなびかせるキャラクターの姿が配されている。また本作のコミカライズも決まり、メディアミックス雑誌「コンプティーク」の2022年11月号（10月7日発売）から連載がスタートする。

コミカライズも決定

(C)ATRI ANIME PROJECT

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ストーリー原案の紺野氏、加藤監督のコメントは以下の通り。

【紺野アスタ（Frontwing）／ストーリー原案】

まだ学生だった頃、一番なりたかった職業はアニメのシナリオライター、次が小説家。
けど、どうやったらなれるのか分からず、成り行きもあってゲーム会社へ就職し、気付くとノベルゲームのシナリオライターになっていました。
あれからゲーム開発の仕事を続けて、そんな昔の事もすっかり忘れた頃に、まさか自分の携わったゲームがアニメになるなんて。今でもまだ信じられません。
アトリや夏生たちがテレビの中で動いている姿を見るのが、今から楽しみです。

【加藤誠／監督】
本作は世界を救う壮大な使命を背負った“ハンデキャップのある青年”と“ロボットの少女”の、ひと夏の小さな恋の物語です。
これまでに素敵な恋愛作品を映像化させていただきましたが、人間とロボットが紡ぐ愛の物語は初めてとなります。
“愛とはなにか？” “心とはどれか？”本作が抱える2つのテーマは、私たちの日常にも通じる普遍的で大切なテーマだと感じています。
監督として初心に帰りたいこと、新たに挑戦したいことを本作に込め、丁寧なフィルムに仕上げていきたいと思います。