2022年10月16日(日)12:30
実写版「耳をすませば」原作の甘酸っぱい記憶が蘇る本編映像 雫が「やなヤツ!やなヤツ!」を連発
清野菜名と松坂桃李が共演する実写映画「耳をすませば」の本編映像が披露された。映像には原作やアニメ映画でもお馴染みの甘酸っぱい中学生時代が切り取られ、主要キャラクターの中学生時代を演じた安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来の初々しい演技を見ることができる。
原作は、柊あおい氏が1989年に少女コミック誌「りぼん」(集英社刊)で発表した同名青春恋愛漫画。読書が大好きな中学生・雫が、夢に向かって生きる聖司と出会い、思いを寄せ合うようになる様を描く。95年にスタジオジブリが同作をアニメ映画化した「耳をすませば(1995)」は大ヒットを記録した。平川雄一朗監督による実写版では、雫と聖司の中学生時代の物語はもちろん、新たに完全オリジナルストーリーとなる10年後の物語を紡ぐ。清野と松坂が大人になった雫と聖司、安原と中川が中学生時代のふたりを演じるほか、山田裕貴、内田理央、音尾琢真、松本まりか、中田圭祐、田中圭らが共演する。
新たに公開されたのは雫や聖司の中学生時代の本編映像で、4つのシーンが収められている。1つ目は、夏休みに学校で待ち合わせをした雫と親友の夕子が、ベンチに座りながら好きな人について話すシーン。続く2つめは、雫が聖司と最悪の出会いを果たす場面が描かれる。雫がベンチに置き忘れた本を見つけた聖司が、雫に物語の結末をネタばらし。本の貸出カードで“天沢聖司”の名前を確認した雫が、おなじみのセリフ「やなヤツ!やなヤツ!」を連発する。
(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会
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(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会
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3つめは、夕子の杉村への気持ちを知った雫が、放課後に杉村を神社に呼び出すシーン。鈍感な杉村にいら立った雫は「夕子はね、あんたのことが好きなのよ!」と打ち明けてしまう。最後は、中学の屋上で、物語を書くことを決めた雫を聖司が鼓舞する場面で、2人の10年後を想像させる印象的な一幕。リハーサルを何度も重ねたという若手キャストたちの名演も手伝い、原作やアニメ映画の記憶を懐かしみながら、彼らの未来に想いを馳せることのできる映像となっている。
「耳をすませば」は、10月14日公開。
作品情報
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月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という...
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