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ニュース 2022年11月1日(火)12:00

山田尚子監督最新作「Garden of Remembrance」スコットランドでワールドプレミア アネモネの秘密も明らかに

(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会

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「映画 聲の形」「平家物語」の山田尚子監督による最新作オリジナルアニメ「Garden of Remembrance」のワールドプレミア上映が、スコットランドで開催された映画祭「Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)」内で、10月28日に行われた。

同作は、山田監督のもと、キャラクター原案を「花のズボラ飯」(作画)で知られる漫画家の水沢悦子氏、音楽をシンガーソングライターのラブリーサマーちゃんが担当するハートフルショートアニメ。アニメーション制作はテレビアニメ「平家物語」で山田監督とタッグを組んだサイエンスSARUが行う。

(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会

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本編上映後には山田監督が登壇し、質問に答えるQ&Aセッションステージが行われた。同作の企画経緯について山田監督は、当初のコンセプトが「音楽とアニメーションのコラボレーション」であったと語り、音楽を担当するラブリーサマーちゃんとの共同制作の過程を明かした。まず2人で出し合ったキーワードをまとめる形で、山田監督がポエムを作成。ポエムからストーリーの構造を説明するためのアニメーションを作り、それをベースにしてラブリーサマーちゃんが音楽のラフを、山田監督がアニメーションを同時に制作していったのだという。

また、作中での色づかいがカラフルである点を指摘された山田監督は、ストーリーがシリアスで人によっては「少し悲しい、切ない物語」と受け止められるため、視聴者の気持ちが落ち込まないように「まるでお菓子のようなポップでかわいい色を使った」と語った。

(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会

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イメージビジュアルに描かれた3色の「アネモネの花」について話題が及ぶと、「当初はアネモネの花言葉が“愛”だったことにインスピレーションを受けたが、作品が完成した今となっては“ぼくときみのための花”だと感じている」とコメント。赤が「きみ」、青が「ぼく」、紫が「おさななじみ」をそれぞれ表しているのだという。

最後は、監督とアニメーターたちの間で「プロとしての作品というよりはアニメを作ることに憧れていた時を思い出して作ろう」と決め、制作に取り組んでいたことが明かされた。本記事の末尾に、登壇直後の山田監督からのコメントを掲載する。

Garden of Remembrance」は2023年にリリース予定。水沢氏が「きみ」「ぼく」「おさななじみ」の3人を描いた、キャラクター原案設定資料も公開されている。

(C)Garden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会

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【山田尚子(監督)】
スコットランドでのプレミア上映はとても緊張していたのですが、現地の方々にとてもあたたかく迎えていただけてホッとしました。
上映中も、みなさん真剣に観てくださっていて、たまに笑いも起こったり、いろんな反応をしていただけてうれしかったです。
素晴らしいアニメーションを作ってくださったアニメスタッフと、最高の音楽を生み出してくれたラブリーサマーちゃんにたくさんの愛をお返ししたいです。

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