2022年12月8日(木)21:00
ヒトとAIの共存を考えるSF漫画「AIの遺電子」TVアニメ化 大塚剛央、宮本侑芽が出演
山田胡瓜氏のSF漫画「AIの遺電子」のテレビアニメ化が決定した。須堂光役を大塚剛央、樋口リサ役を宮本侑芽が担当する。PV第1弾とキービジュアル第1弾も公開されている。
原作は「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)で2015~17年に連載され、第21回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞。人権をもったAI「ヒューマノイド」が人類と共に暮らす22世紀後半を舞台に、ヒューマノイドを治す新医科の医者・須藤光が、ヒトとAIの共存がもたらす新たな病に向き合っていく姿をオムニバス形式で描く。「別冊少年チャンピオン」(秋田書店刊)では17~19年に続編「AIの遺電子 RED QUEEN」が掲載され、20年から「AIの遺電子 Blue Age」が連載中。
大塚演じる主人公の須藤は、常にクールで頭脳明晰なヒトの医師で、モッガディートという裏の顔をもち非合法の施術も請け負うという役どころ。宮本が担当するリサは、ムードメーカーとして明るく元気に須堂をサポートするヒューマノイドの看護師で、ある事故がきっかけで須堂と知り合い、彼を慕うようになる。なお、宮本は現在一時休養中だが、本作の音声収録は全話分が完了している。
スタッフは「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」を手がけたメンバーが再集結。佐藤雄三監督のもと、シリーズ構成・脚本を金月龍之介、キャラクターデザイン・総作画監督を土屋圭、アニメーション制作をマッドハウスが担当する。
(C)山田胡瓜(秋田書店)/AIの遺電子製作委員会2023
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(C)山田胡瓜(秋田書店)/AIの遺電子製作委員会2023
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PV第1弾では、人類の技術革新の歴史を振り返りながら同作の世界観を紹介。光とリサが、さまざまな問題に直面する場面もボイス付きで収録されている。キービジュアル第1弾には、点と線からなるワイヤーフレームでできた胎児を、遠くから見つめる光の姿が描かれている。
キャストのコメント、原作者からのコメントとお祝いイラストは以下の通り。
【大塚剛央(須堂光役)】
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ヒューマノイドやロボットと共生する社会ではこういう問題が起こるんじゃないか、ということがいろいろな角度から描かれていて興味深く、またそれについて自分で思考を巡らせるのが楽しいです。
須堂は表現が難しい人物ですが、一言で言うならば、信頼できる医者という印象を持ちました。
作品が持つどこかあたたかみのある空気を、アニメでも届けられたらうれしいです。
【宮本侑芽(樋口リサ役)】
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“ヒト”と“ヒトとよく似たヒューマノイド”が共存する世界で、“人間たち”がどうやって愛を育んでいくか。私もこの作品に出会えて、愛を持って人と繋がることを考えさせられました。
なかなか人と出会うことが少なくなってしまった今だからこそ、皆さんにも早くお届けしたいです!
個人的には須堂先生の言い回しが独特で好きです。
放送をお楽しみに!
【山田胡瓜(原作)】
「AIの遺電子」は16ページ1話完結のSFという、珍しいタイプの漫画です。
涙あり笑いあり、哲学的な話もあればラブコメもあり……いろんな未来のストーリーを各巻にギュッと詰め込んだつもりです。
その魅力を全12話のアニメーションに、これまたギュギュッと詰め込んでいます。
毎話きっと飽きさせませんので、ぜひご覧ください!
作品情報
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