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ニュース 2023年4月21日(金)22:00

「名探偵コナン 黒鉄の魚影」あらすじ・キャラクターを解説 見ておきたい灰原哀のエピソードは?

大ヒット公開中の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」

大ヒット公開中の「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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国民的アニメの劇場版シリーズ最新作「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」が、4月14日から公開されました。初日から3日間(4月14日~16日)で興行収入31億4638万7340円、観客動員217万6407人を記録し、歴代最高の大ヒットスタートを切っています。

そんな本作の中心となるキャラクターが、灰原哀です。この記事では、本作のあらすじ、声優の紹介や、知っておきたい灰原哀に関する原作・アニメのエピソードをご紹介します。


●目次

【概要&あらすじ】

【声優】

【知っておきたいキャラクター】

【知っておきたいエピソード】


【概要&あらすじ】

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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劇場版第26弾となる本作の舞台は、東京・八丈島近海にある、世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」。そこで、ひとりの女性エンジニアが、黒の組織に誘拐される事件が発生する。さらに、組織のNo.2であるラムの側近と噂される、新たな黒の組織の一員・ピンガも動き出し、灰原哀のもとにも黒い影が忍び寄る。

「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔役で沢村一樹がゲスト声優出演し、監督は「名探偵コナン ゼロの執行人」を手がけた立川譲。「スピッツ」が主題歌「美しい鰭」を書き下ろした。


【声優】

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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江戸川コナン:高山みなみ
毛利蘭:山崎和佳奈
毛利小五郎:小山力也
灰原哀:林原めぐみ
ジン:堀之紀
ウォッカ:立木文彦
ベルモット:小山茉美
安室透/降谷零/バーボン:古谷徹
赤井秀一:池田秀一
牧野洋輔:沢村一樹
阿笠博士:緒方賢一
吉田歩美:岩居由希子
小嶋元太:高木渉
円谷光彦:大谷育江


【知っておきたいキャラクター】

●灰原哀(宮野志保/シェリー)

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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元黒の組織の一員で、工藤新一が幼児化した薬「APTX(アポトキシン)4869」の開発者。本名は宮野志保、組織でのコードネームは「シェリー」。姉・宮野明美の死をきっかけに組織から脱出するため、自らも「APTX4869」を飲んで小学生の姿になり、現在は灰原哀と名乗っている。サッカー選手・比護隆佑のファンという一面もある。

声優を務めるのは、「らんま1/2」の早乙女らんま役、「フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ」の主人公ネロ役、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ役などで知られる林原めぐみ。先日行われた完成披露舞台挨拶には、「名探偵コナン」の舞台挨拶としては初めて林原がマスコミの前に登壇し、「台本を読んだ途端に号泣した」「冷静になる前に(高山)みなみちゃんと話した」と、灰原哀というキャラクターへの思いを語っている。

「冷静になったら、哀ちゃんが泣いているんじゃなくて、私が泣いているんじゃないかなって。『いつ死んでもいい』と思っていた彼女が、これだけの人たちに愛されていると知り、生きると自分で決意したことに泣いていたんだなと」(林原)

●ジン

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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原作&アニメの第1話から登場している、黒の組織の幹部格。ある事件で一緒になった工藤新一に取引の現場を見られ、開発中だった「APTX4869」を飲ませて幼児化させた張本人。工藤新一とシェリーのことは死んだと思っている。

●ピンガ

黒の組織のナンバー2である「ラム」の片腕で、蒸留酒の名前がコードネームになっている。公式ホームページでは、ジンに対抗心を燃やしていると紹介されている。

●ベルモット

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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黒の組織の一員で、ボスのお気に入り。コナン=工藤新一だと気付いているが、組織に報告はしていない。変装が得意で、さまざまなキャラクターに扮してきた。過去には通り魔に変装したベルモットを新一と蘭が助けたことがあり、陰ながらコナンらのサポートをするような描写もある。

●キール/本堂瑛海

一番右がキール/本堂瑛海

一番右がキール/本堂瑛海

(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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黒の組織に潜入中のCIA諜報員で、本名は本堂瑛海。組織では「キール」というコードネームを与えられている。普段はテレビアナウンサー「水無怜奈」として暗殺するターゲットに近づいていた。コナンを信頼し、ピンチの際には周囲にバレないよう助けている。


【知っておきたいエピソード】

人気キャラクターである灰原哀の登場回から、黒の組織との関わりや「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」につながるような原作のエピソードを紹介。

●「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」(18・19巻/第129話※2時間スペシャルで放送)

帝丹小学校に来た転校生として灰原哀が初登場する。無口で無感情、大人びた美少女である彼女を、少年探偵団は団員に誘い、そこへ兄を捜してほしいという、同級生の俊也からの依頼が飛び込む。コナンはこの事件に黒の組織が絡んでいると疑いを抱くが……。灰原が拳銃を発砲する場面や、目黒警部に怒られて泣く姿、さらに事件解決後、コナンに自らの“正体”を灰原がコードネームと共に明かすなど、初登場から強烈な印象を残した。

●「黒の組織との再会」(24巻/アニメ第176話)

組織の追っ手に怯え、悪夢にうなされていた灰原は、下校途中にジンの愛車を発見する。コナンは車に発信機と盗聴器を仕掛け、ジンの仲間「ピスコ」が誰かを暗殺しようとしている事を知る。その計画を阻止すべく灰原と共に現場である杯戸シティホテルに向かい、著名人が集まるパーティーに潜りこむが殺人事件が発生。コナンとはぐれた灰原はピスコに連れ去られてしまう。風邪をひいた状態で白乾児(パイカル)という酒を飲んだ灰原が元の姿に戻るシーンや、ジンとの攻防も描かれている。

●「漆黒の特急(ミステリートレイン)発車/隧道/交差/終点」(78巻/アニメ701~704話)

灰原哀に関するエピソードを抜粋した映画も公開された

灰原哀に関するエピソードを抜粋した映画も公開された

(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2023

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1年に1度しか運行しないミステリートレイン「ベルツリー急行」のイベントに参加することになったコナンたち少年探偵団と毛利小五郎、毛利蘭、世良真純、鈴木園子。この列車には怪盗キッドが狙う宝石もあり、ミステリートレインの乗客は小五郎が探偵と知って反応を示すなど、異様な空気が漂っていた。密室殺人事件が起きる一方、灰原は不穏な気配を感じとり、その先に顔に火傷のある男を見かける。さらに、列車には安室透も乗車していて……。車内に黒の組織の影がちらつく中、灰原には「覚悟が決まった?」というメールがベルモットから届く。灰原を巡る黒の組織との対決が描かれ、組織の一員「バーボン」の正体が安室透だと明らかになる重要な話であり、新一の母・有希子らも登場する豪華な回となっている。

作品情報

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) 1

決して触れてはいけない玉手箱(ブラックボックス)が開かれたとき封じ込めた過去がいま、洋上に浮かび上がる―

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