2023年5月10日(水)12:00
「すずめの戸締まり」5月12日から「最後の戸締まり上映」がスタート ブラッシュアップした特別版で上映
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」が、5月27日に劇場公開の終映を迎えることになった。
新海監督の約3年ぶりとなる新作「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・岩戸鈴芽の解放と成長を描く冒険物語。原菜乃華がすずめ、「SixTONES」の松村北斗が、“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太の声を務める。そのほか声優キャストとして、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚が参加している。
昨年11月11日に全国420館(IMAX41館含む)で封切られ、日本では4月26日までの公開167日間で、観客動員1095万人、興行収入145.2億円を突破。新海監督は第73回ベルリン国際映画祭への正式招待を皮切りに、ワールドツアーへ旅立った。現在までで欧米、アジア諸国を中心に、9か国13都市へ訪れ、約2万人のファンと交流を果たしている。
韓国では歴代日本映画の興行収入1位の記録を塗り替え、35日間、ボックスオフィス1位を獲得。また、4月12日(木)に公開されたアメリカの米批評界サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家96%、オーディエンスは99%(4月16日時点)と高数値をたたき出した。
日本では、半年間の超ロングランを経て、ついに5月27日に劇場公開の終映を迎えることに。この終映に向け、5月12日~27日の期間に「最後の戸締まり上映」と銘打った特別上映が実現する。
5月12日からは、入場者プレゼントとして、全国40万名様限定で、映画公開後に発表された「おかえりなさいビジュアル」がデザインされた「感謝の戸締まりポストカード」を配布。裏面には新海監督からのメッセージが添えられている貴重なアイテムだ。同日からは、各映画館で上映される本編が、今後発表される予定のBlu-ray、DVDのためにブラッシュアップされた本編(全273カットをリテイク)となる。細部までリテイクされた特別版を、映画館の大スクリーンで先行体験できる。また世界9カ国、13都市でのワールドツアーを終えた新海監督による、日本各地区での舞台挨拶を実施。終映日となる5月27日には、原、松村も登壇する「最後の戸締まり舞台挨拶」が全国で同時生中継されることも決定した。
終映決定にあたり、新海監督が以下のコメントを発表している。
【新海誠】
終映にあたって
映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで『すずめの戸締まり』はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、「震災から12年後」も「コロナ後の世界」も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活は逞しくもしつこくも続き、すずめも(我々も)今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です。
私はこの2ヶ月ほどは海外でのプレミアを回っていましたが、終映にあたり日本の皆さまに今一度お礼を申しあげたく、国内でもいくつか舞台挨拶を行います。またお目にかかれることを、心待ちにしております。
作品情報
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九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつん...
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