2023年5月18日(木)19:00
「治癒魔法の間違った使い方」2024年にTVアニメ化 ティザーPVなど公開
2021年にアニメ化決定が報じられていた、小説投稿サイト「小説家になろう」発のファンタジー小説「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~」が、テレビアニメ「治癒魔法の間違った使い方」のタイトルで24年に放送されることが決定した。ティザープロモーションビデオとティザービジュアルが公開されている。
20年に完結した、くろかた氏による原作(全12巻)はシリーズ累計発行部数283万(紙+電子)を超える人気作。平凡な高校生の兎里健(ウサト)は、ある日生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに異世界に召喚されてしまう。唯一“勇者”としての適正をもっていなかったウサトは、代わりに“治癒魔法”の適性があると判明したことで「救命団団長」を名乗るローズに連れ去られ、地獄の訓練の日々に叩き込まれてしまう。
メインスタッフは「八男って、それはないでしょう!」を手がけた顔ぶれが再集結。同作で演出ほかを務めた緒方隆秀を監督に迎え、キャラクターデザインを田辺謙司が務める。アニメーション制作も、同作に参加したスタジオアドとシンエイ動画が行う。シリーズ構成は「食戟のソーマ」のヤスカワショウゴが担当する。
ティザーPVはウサトたちが異世界に転移するシーンからスタート。ローズをはじめ異郷の地でウサトが出会うキャラクターたちが多数登場し、巨大なモンスターとのバトルシーンも収録されている。ティザービジュアルには、グリズリーの子供ども、ブルリンを背負って駆け出すウサトと、それを見つめるローズの姿が描かれている。
以下に原作関係者、アニメ版スタッフからのコメントを掲載する。
【くろかた(原作)】
アニメ化と聞いて私自身、いまだに夢心地な気分ではありますが、このような機会に恵まれたことは読者の皆様の応援あってのことだと思っております。
「治癒魔法の間違った使い方」を応援していただいた読者の皆様に、心からのお礼を申し上げます。
そして、書籍やコミックとはまた違うアニメとして動くウサトたちの姿を楽しんでいただけたら幸いです。
【KeG(キャラクター原案)】
原作シリーズがすでに完結してる作品なので、アニメ化の話が来た時はとても驚きました。
私としても好きな作品なのでとてもうれしいです!
少し前の作品なので当時の絵を今見ると少し照れくさいところもありますが、その辺りも良い感じにアニメ化されることを期待しております。
【緒方隆秀(監督)】
ちょうど2年前、監督のお話をいただき小説を読みました。
「治癒魔法の間違った使い方」……? 「熊を背負う主人公」? というのが第一印象でしたが、読むにつれて原作の持つ世界観の居心地の良さにどっぷり漬かりました。
異世界×少年漫画。
ファンタジーであり熱く。
この作品を埼玉の片田舎のスタジオから皆様にお届けしたく、力あるスタッフキャストが集結、現在鋭意制作中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
【ヤスカワショウゴ(シリーズ構成)】
「治癒魔法の間違った使い方」、このとびきりユニークな作品のシリーズ構成・脚本を担当できて、とてもうれしいです!
魅力的なキャラクターたちが織りなす、文句なしに「燃える」物語を、アニメならではの表現で皆様にお届けしたいと思っています。
すでに完成した設定画や絵コンテを見ても、楽しい作品になる予感がビンビンしております。どうぞご期待ください!
【田辺謙司(キャラクターデザイン)】
この作品にアニメーションキャラクターデザインとして参加できたことを大変うれしく思います。
今までの異世界転生ものに、いそうでいなかったスーパーウーマン「ローズ」の活躍をぜひ楽しんで下さい。
作品情報
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平凡な高校生・兎里 健(ウサト)は、帰宅の途中、生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに突如現れた魔法陣に飲み込まれてしまう――。気づくと、そこは異世界。3人は王国...
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