スマートフォン用ページはこちら
ホーム > ニュース総合 > 岡田麿里監督×MAPPA制作の劇場アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」9月15日公開 榎木淳弥、上田麗奈、久野美咲が出演

ニュース 2023年5月21日(日)22:00

岡田麿里監督×MAPPA制作の劇場アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」9月15日公開 榎木淳弥、上田麗奈、久野美咲が出演

ティザービジュアル

ティザービジュアル

(C)新見伏製鐵保存会

イメージを拡大

劇場アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」の公開日が9月15日に決定した。榎木淳弥上田麗奈久野美咲が出演することが明らかになっており、特報映像とティザービジュアルも披露されている。

同作は「呪術廻戦」「チェンソーマン」で知られるスタジオMAPPAが制作する初のオリジナル劇場アニメ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の脚本で知られ、「さよならの朝に約束の花をかざろう」で初監督を務めた岡田麿里が原作・監督・脚本を担当する。突然起こった製鉄所の爆発事故により出口を失い、時まで止まった町で暮らす中学三年生の菊入正宗は、ある日謎めいた同級生の佐上睦実に導かれて製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこで政宗は、しゃべることのできない野生の狼のような少女と出会い、やがて日常に飽きた少年少女の“恋する衝動”が世界を壊し始める。

正宗役を榎木、睦実役を上田、謎の少女・五実役を久野が担当。工場の風景から始まる特報映像では、正宗と睦実がいらだちをぶつけ合うなか、空がひび割れ、突如として少女の泣き声が響き渡り、風が吹き荒れる様子がボイス付きで描かれる。ティザービジュアルには、光に手をかざす少女の後ろ姿が描かれており、「この少女に近づいてはいけない」という不穏なコピーが添えられている。

原作小説の書影

原作小説の書影

(C)新見伏製鐵保存会

イメージを拡大

また、岡田による原作小説が公開に先駆けて6月13日に刊行されることも決定した。岡田にとっては「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」以来約10年ぶりの書き下ろし小説となる。カバーイラストには、光が差し込む製鉄所でたたずむ正宗と睦実の姿が描かれている。

以下に岡田からのコメントを掲載する。

【岡田麿里(原作・監督・脚本)】
アリスとテレスのまぼろし工場」ですが、作品に関わってくれている多くのスタッフの情熱により、少しずつ作品の完成形が見えてきました。
この作品を作っている理由のひとつに、自分が子供の頃に憧れた邦画や劇場アニメの空気を、現代の文法で作ってみたいというものがありました。抱いていた理想そのままに、どこか懐かしい、それでいてちょっと見たことがないような映像になってきていると思います。
少年たちが主人公の本作ですが、甘酸っぱい青春物とは全力で逆走している、ヒリヒリした青春を描いています。皆さんに楽しんでいただけますよう、スタッフ一同頑張ります。なにとぞよろしくお願いいたします。

作品情報

アリスとテレスのまぼろし工場

アリスとテレスのまぼろし工場 4

突然起こった製鉄所の爆発事故により全ての出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす中学三年生の正宗。いつか元に戻れるように、住人たちは変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実...

アニメ映画・OVA情報TOP 作品情報TOP イベント一覧

フォトギャラリー

  • ティザービジュアル
  • 原作小説の書影

フォトギャラリーへ

特集コラム・注目情報