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ニュース 2023年7月23日(日)12:30

玉森裕太、ピクサー・アニメーション・スタジオを訪問 日本人声優初となるサインを残す

(左から)玉森裕太、ピーター・ソーン監督

(左から)玉森裕太、ピーター・ソーン監督

(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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ディズニー&ピクサー最新作「マイ・エレメント」で声優を務める玉森裕太(Kis-My-Ft2)が、米・ロサンゼルスにあるピクサー・アニメーション・スタジオを訪問。本作で監督を務めたピーター・ソーンとの対面や、ピクサー・スタジオの歴史ある壁に日本人声優初となるサインを残すなど、貴重な体験をした。

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本作の舞台は、4つのエレメントたちが暮らす街エレメント・シティ。父の店を継ぐという夢に向かって頑張っていた火の女の子・エンバーは、ある日自由な心を持つ自分とは正反対の水の青年・ウェイドと出会い、共に時間を過ごしていく中で少しずつ心を通わせていく。川口春奈が“火”の女の子エンバー役、玉森は“水”の青年ウェイド役を務めている。

ピクサー・アニメーション・スタジオを訪問した玉森から、ウェイドついて尋ねられたソーン監督は「ウェイドは、辛い思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は一番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と熱を持って解説。

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世界中のSNSでは、ウェイドについて「他のエレメントの違いを全く気にしていない。だってウェイドはありのままのエンバーが大好きだったから」「私が今まで見た中で最高に美しいディズニー・ロマンス」とエンバーに向けられるまっすぐな優しさに絶賛の声が上がっている。

ソーン監督から「(ウェイドのように)あなたもロマンティックなタイプですか?」と尋ねられた玉森が「めちゃくちゃロマンティックです!」と答えるなど、終始和やかな雰囲気の訪問となった。

スタジオ内にあるメインオフィス「スティーブ・ジョブズ・ビルディング」の入り口に大きく飾られたていたのは、本作の主人公であるエンバーとウェイド、風のエレメント・ゲイルなどといった新たにピクサーに仲間入りした「マイ・エレメント」のキャラクターたち。

さらに、玉森が案内されたのは、無数のサインが施された一つの赤い壁。この壁には歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスター達がスタジオを訪れた際、サインを残していくという。

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「トイ・ストーリー」でウッディを担当したトム・ハンクスをはじめ、「カーズ」でライトニング・マックィーンの声優を務めたオーウェン・ウィルソンなど、名だたるスターのサインを紹介されると、ピクサーのスタッフから「ぜひ君もサインをしないか?」という言葉が。「僕が書いていいんですか?こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しながらも喜びを見せ、赤い壁にサインを書く玉森。日本人声優で初めてこの歴史ある壁にサインをした玉森は、ピクサーの歴史に文字通り名を刻んだ形となった。

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ピクサー・アニメーション・スタジオを訪問し、作品の魅力、そしてピクサー作品の魅力に触れていった玉森は「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました。多くの方が沢山のアイディアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と感慨深げに語った。

「マイ・エレメント」は8月4日から全国公開。

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