漫画「ゼイチョー」10月に実写ドラマ化　菊池風磨がお金と心に寄り添う脱力系公務員役

4クール連続で連ドラ出演！

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菊池風磨が、日本テレビで10月14日から放送される新土曜ドラマ「ゼイチョー　『払えない』にはワケがある」でGP帯連続ドラマ初主演を飾ることがわかった。菊池は4クール連続で連ドラ出演を果たす。

原作は、2016～17年に「BE・LOVE」（講談社）で連載された、慎結氏による「ゼイチョー！　納税課第三収納係」。市役所納税課で「徴税吏員（ちょうぜいりいん）」として働く主人公が、市民の事情に寄り添って、救う方法を模索していくさまを、ユーモアと感動を交えてスリリングに描く。

(C) 慎 結 ／ 講談社

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菊池が演じるのは、みゆきの市役所納税課の徴税吏員、饗庭蒼一郎（あいば・そういちろう）。基本的にいつも笑顔で、軽いノリの脱力系の蒼一郎は、公務員だが堅苦しいところがなく、第一印象で誰にでも好かれる人たらし。税に対する豊富な知識や、状況を的確に捉える観察眼、持ち前のコミュニケーション能力で相手を油断させて懐に入る。元財務省の官僚という華麗な経歴を持つが、ある理由で財務省を辞めて徴税吏員になった。

菊池は「作品名を聞いて『固そう！』と驚き、自分で大丈夫かなと思いました（笑）。ただ、私が演じる饗庭という役は、とても仕事が出来て、賢い人なのですが、それを感じさせない脱力感のあるキャラクターで、物語を通して、固いドラマではないと理解でき腑に落ちました」とコメント。

満を持してのGP帯連ドラ主演については、「こんな日が来るのだ、とデビュー当時の僕に教えてあげたいです。いつかはやりたいと思っていましたけど、具体的にいつなのかまでは、自分の中で思い描いていなかった」と語り、「まだ実感は湧いていないのですが、ついに今なんだ、という引き締まる想いです。今で良かったと思える作品にすべく、精一杯頑張ります！」と意気込みを寄せた。

「ゼイチョー　『払えない』にはワケがある」は、10月14日から毎週土曜午後10時から放送。菊池、原作者の慎氏、プロデューサーの大倉寛子氏のコメント全文は以下の通り。

【菊池風磨】

「ゼイチョー」のお話を聞いて、今年（1月期）の「大病院占拠」に出演させていただき、1年経たずして、また土曜夜10時に出演できるのは、すごく嬉しいという驚きがありました。

次に、作品名を聞いて「固そう！」と驚き、自分で大丈夫かなと思いました（笑）。ただ、私が演じる饗庭という役は、とても仕事が出来て、賢い人なのですが、それを感じさせない脱力感のあるキャラクターで、物語を通して、固いドラマではないと理解でき腑に落ちました。

徴税吏員は滞納している税金を徴収するためには手段を選ばず、ではなく、結局は人と人との向き合いで徴収し、それだけでは終わりではない、ということをどうお伝えできるかが大切だと思っています。

GP帯ドラマ初主演については、こんな日が来るのだ、とデビュー当時の僕に教えてあげたいです。いつかはやりたいと思っていましたけど、具体的にいつなのかまでは、自分の中で思い描いていなかったですし、まだ実感は湧いていないのですが、ついに今なんだ、という引き締まる想いです。今で良かったと思える作品にすべく、精一杯頑張ります！

【原作者：慎結氏】

「ゼイチョー！」は、漫画を描きながら市役所で非正規職員として働いていた経験をもとに描きました。ドラマになると知ったときは、俳優さんやスタッフのみなさんが表現される「ゼイチョー」が楽しみで、とても嬉しかったです。菊池風磨さんが饗庭にしか見えません！

【プロデューサー：大倉寛子氏（日本テレビ）】

「ゼイチョー」は「税金」を題材にしているドラマです。税金は誰もが関係しているはずなのに自分には関係ない、遠いものに感じる方も多いと思います。でも、税金は私たちの人生の全てに密接に関わっているもので、そこには濃密なドラマがあります。

菊池風磨さんはトップアイドルで遠い存在なのに自然と近くに寄り添ってくれそうな雰囲気があり、そこが唯一無二の菊池さんの魅力だと思います。

そんなお茶の間の大人気者の菊池さんが「税金」という怪物に苦しむ人たちや社会を救うヒーローになる。想像するだけでワクワクしませんか？

「税金」×「菊池風磨」、絶対におもしろい作品になると思います。よろしくお願いします。