松井優征原作「逃げ上手の若君」24年放送開始　矢野妃菜喜、悠木碧、戸谷菊之介らが逃若党に

主人公・北条時行のキャラクタービジュアル

(C)松井優征／集英社・逃げ上手の若君製作委員会

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松井優征氏の時代劇漫画をテレビアニメ化する「逃げ上手の若君」が、2024年に放送スタートすることが決定した。矢野妃菜喜、日野まり、鈴代紗弓、悠木碧、戸谷菊之介の出演が明らかになり、主人公・北条時行（CV：結川あさき）のキャラクターPVとキャラクタービジュアルも公開されている。

「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で連載中の原作は、「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」を手がけた松井氏の最新作。西暦1333年、足利高氏の謀反によって滅亡した鎌倉幕府の正統後継者である時行が、神を名乗る神官・諏訪頼重（中村悠一）の手引きで諏訪の地へと落ち延び、“戦って”“死ぬ”という武士の生きざまとは反対に、“逃げて”“生きる”ことで鎌倉奪還の力を蓄えていく姿を描く。単行本は既刊12巻。アニメ版の制作は「ぼっち・ざ・ろっく！」のCloverWorksが担う。

今回発表されたキャストは、いずれも時行の郎党である「逃若党」のキャラクターを演じる。頼重の娘で神力を操る雫役を矢野、大人顔負けの凄腕少年剣士・弧次郎役を日野、諏訪神党三大将・望月重信の娘で、怪力の持ち主である亜也子役を鈴代、変装に長けた忍者の風間玄蕃役を悠木、兵法に精通する軍師の吹雪役を戸谷が担当する。

キャラクターPVでは時行のボイスが初公開。「怠惰、臆病、それでいい。お飾りの私に文武の力など無用の長物だ」という時行の信条を象徴するセリフが収録されている。キャラクタービジュアルには、時行が満面に笑みを浮かべて犬と戯れる姿が描かれている。