2023年12月11日(月)19:00
「鬼滅の刃」宇髄天元役・小西克幸、新章「柱稽古編」は「最初からトップギアで演じさせていただきました」
「アニメ『鬼滅の刃』柱セレクション特別上映会」が12月10日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開催され、音柱・宇髄天元役の小西克幸とプロデューサーの高橋祐馬が上映終了後に登壇した。
この日は、最新情報を詰め込んだ映像「プロモーションリール2024」が解禁され、「柱稽古編」の放送が24年春からスタートすることが明らかになった。小西は「『柱稽古編』ということで、若い隊士たちに稽古をつけるんですけど、ずっと受け継いできた魂を若い子に届けたいなというのと、引退したからこそ伝えたいものもあり、最初からトップギアで演じさせていただきました」と同編の収録の模様を明かした。また、映像内では宇髄の新たな姿も映し出されており、小西は「(宇髄は)フォルムを変えて映ってましたね、着流しなんですね、いいですねー!」と喜色満面だった。
さらに24年2月2日から「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」が開催されることも発表された。声優陣が登壇する国内外の舞台挨拶も予定され、小西は東京の舞台挨拶に登壇予定。またYouTubeのアニプレックスチャンネルほかでは、花江らメインキャストが出演する「鬼滅テレビ -THE WORLD-」が配信中。番組内では「柱稽古編」の収録現場の様子や、ワールドツアー上映の開催に向けて声優陣が意気込みを語っている。
本上映会は、新章「柱稽古編」のスタートに向けて、「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」から、鬼殺隊の幹部である「柱」の登場エピソードを1話ずつピックアップして上映された。上映エピソードのなかには、宇髄と上弦の陸・妓夫太郎(CV:逢坂良太)が壮絶なバトルを繰り広げた「遊郭編」第10話「絶対諦めない」もあり、小西は「あっという間に駆け抜けた感があって。自分の心の炎が燃え続けたまま収録を乗り越えきれたので、自分にとってはものすごい濃い時間でしたね」と収録当時を振り返った。
さらに小西は、「無限列車編」から「遊郭編」では、主人公・竈門炭治郎(花江夏樹)が宇髄や煉獄杏寿郎(日野聡)との共闘を経て成長してことについても触れ、「『無限列車編』は煉獄さんに柱らしく指示されていて、自分は全く猗窩座を前にして動けなかったのが、『刀鍛冶の里編』では炭治郎が先陣切って自分から戦っていて成長していて。あれは客観的に見ていてすごいうれしかったですね」と述べた。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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また、宇髄と同じく「柱」である時透無一郎(河西健吾)や甘露寺蜜璃(花澤香菜)の「刀鍛冶の里編」第8話「無一郎の無」での活躍について聞かれると、「無一郎しんどいですね。今回の話で昔のエピソードもでてきて。お兄ちゃんの気持ちもわかるし、それを直接聞いてしまう無一郎の気持ちもわかるし、すごい泣いちゃいましたね。最後はひとりの剣士として両の足で立って、弱いものの助けとなり、とても素敵だなと思いました。蜜璃ちゃんはかわいいですしね、いつ来るのかと思ってたら最後に来てくれてよかったですね(笑)」と語った。
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