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ニュース 2023年12月28日(木)20:00

韓国発の青春BL実写映画併映の短編アニメ、予告編と榎木淳弥&増田俊樹のインタビューが公開

(C)2022 Watcha All Rights Reserved.

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韓国発の青春ボーイズラブ小説を実写映画化した「セマンティックエラー・ザ・ムービー」の同時上映作品として、原作の人気エピソードを映像化した短編アニメが劇場公開される。このほど、その予告映像と、吹き替えを担当した榎木淳弥増田俊樹へのインタビューが到着した。

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原作「セマンティックエラー」(すばる舎刊)は、韓国の電子書籍プラットフォーム「RIDIBOOKS」で、2018 年BL小説大賞を受賞した人気作。秀才だが変わり者な完璧主義者の大学3年生チュ・サンウと、学校随一のカリスマで自由奔放なイケメンのチャン・ジェヨンが、ぶつかり合いながらもひかれ合っていく姿を描く。実写映画版では、2022年に配信されたドラマ版から引き続きジェヨン役をパク・ソハム、サンウ役をパク・ジェチャンが担当している。

短編アニメは、実写映画本編とは異なる世界観で2人のピュアな恋模様を表現した“もうひとつの「セマンティックエラー」”が描かれる。吹き替えは、実写版や12月20日から配信中のオーディオドラマと同じく、ジェヨン役を榎木、サンウ役を増田が担当する。全4話で、1月12日公開の「前編」では第1~3話、1月6日公開の「後編」では第4話が同時上映される。

予告編は「チャン・ジェヨンは僕のことをもういじめない」と寂しげにサンウがつぶやき、ジェヨンが「サンウ、話があるんだ」と迫る場面からスタートし、図書館や居酒屋で過ごす2人の姿や、電話で語り合う日常の様子が描かれる。また、ジェヨンがキスを予告し、2人が互いに身体を寄せ合うなど、実写版では見ることができない大人な一面ものぞかせている。

榎木と増田のインタビュー全文は以下のとおり。

榎木淳弥(チャン・ジェヨン役)】
――オファーが来たときのお気持ちはいかがでしたか?
榎木:海外でも人気の作品と聞いて、かかわることができてうれしいなと思いました。今回、僕が演じたのはジェヨンという役なのですが、普段、僕が演じることの多いタイプの役って小柄なサンウみたいな役の方が多いんです。なぜジェヨンに抜擢されたんだろうと、意外だったことが印象に残っています。

――普段はあまりやらないような役について、どのような役作りをしましたか?
榎木:自分のことを天才だと思っているキャラクターなので、そういう部分をどのように表現しようかと考えました。それと、やっぱり身体が大きいと声に厚みが出ますよね。僕が小柄なので、その厚みのある声を自分の体から出すというのが難しかったです。単に低い声というのでもなく、体から倍音のような声を響かせるということが難しかったです。

――ジェヨンに対して共感できる部分はありましたか?
榎木:好きな人をいじめちゃう感覚は小学生のときにはあったかもしれません。大人になってからは、そんなことをすると嫌われちゃうかもしれないのでやりませんが、昔の自分にはそういうところもあったかもしれません。そこがこのドラマの面白いところでもありますよね。

――今回、実写版だけでなく、アニメ版の声優もされています。アニメ版を演じるにあたってはどのようなことを意識しましたか?
榎木:アニメ版の場合も、絵のキャラクターの雰囲気と合わせるように気を付けました。実写でも、アニメでも、やっぱり表情に合わせて演技したいなと思いました。

――最後に、本作の魅力について教えてください。
榎木:真逆のふたりが混じりあっていくことが胸を打つと思います。ふたりともちょっと変わったところがあるけれど、そんな二人がどう近づいていくのかを注目して観ていただけたらと思います。

増田俊樹(チュ・サンウ役)】
――このお仕事の依頼があったときの印象はいかがでしたか?
増田:これまでアニメーションやドラマ CD などでボーイズラブ作品に関わらせていただく機会はあったのですが、実写の吹き替えを担当させていただくのは今回が初めてでした。実写のボーイズラブ作品が増えていることは知っていましたが、僕自身は今回お話をいただいて初めて拝見したので、新鮮な気持ちで参加することができました。

――役作りに関しては、どのようにしていましたか?
増田:台本を1話ずついただいていたので、回を重ねるごとに少しずつ人物像をつかんでいったイメージです。最初に台本を読んだときに、サンウはコミュニケーション能力が高いわけではないという印象を受けました。自分の思っていることをうまく伝えられない人だし、相手の思っていることを汲み取ることも苦手なのかなと思っていたのですが、収録現場では、サンウが誰かに対して感謝するときの気持ちをしっかり伝えてほしいというディレクションをいただきました。僕が最初に感じたサンウ像とは違う部分があるのだな、まだまだサンウというキャラクターについてわかっていない部分があるなと思い、現場でいただいたアドバイスをもとに少しずつ修正して演じていきました。

――サンウをどのような人だととらえていたのでしょうか?
増田:あまり感情を必要としていない人なのかなと思っていました。感性としては淡々としているけど、努力をして技術を身につけた人なんだなと感じています。

――サンウに対して共感できる部分はありましたか?
増田:サンウの行動原理はけっこう理解できます。特に、時計をよく見るところは僕と似ているなと思っていて。プライベートではあまり気にしないのですが、仕事のときは時計をよく見るんです。例えば、何分前にあそこについていれば確実に予定に間に合うなというようなことを逆算して考えたり。そうすれば相手に迷惑をかけないし、僕自身も嫌な気持ちにならなくていいなって。それ以外だと、サンウってものをきちっと並べていますよね。そういうところも似ています。

――最後に、本作の見どころを教えてください。
増田:この作品はボーイズラブ作品であり、ものすごく純粋なボーイミーツボーイの作品になっています。また、さまざまな学生たちが登場する青春群像劇でもあります。人生において、大切な人と出会い、それによって気持ちが動いていく様子が繊細に描かれている作品だと思いますので、そのどこかに興味を持ってくださった方に、一度観ていただけるとうれしいです。

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