2024年3月21日(木)18:00
「がんばっていきまっしょい」劇場アニメ化 雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美の出演で10月25日公開
敷村良子氏の青春小説「がんばっていきまっしょい」が劇場アニメ化され、10月25日に公開されることが決定した。雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美の出演とメインスタッフが明らかになっており、特報映像とティザービジュアルが公開されている。
原作は、1995年に愛媛・松山市主催の「第4回坊っちゃん文学賞」で大賞を受賞し、98年に田中麗奈主演で実写映画化、2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でテレビドラマ化もされた人気作。自然豊かな松山市を舞台に、ボート部に青春をかける女子高校生たちの成長と葛藤を描く。劇場アニメ化は今回が初となる。
(C)がんばっていきまっしょい製作委員会
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今回発表されたキャストは、三津東高校ボート部の部員となる女子生徒役を担当。努力しても意味がないと冷めた日々を送る村上悦子(通称:悦ネエ)を雨宮、悦子の幼なじみで誰とでも気さくに話せる明るい性格の佐伯姫(通称:ヒメ)を伊藤、埼玉からの転校生で悦子たちを巻き込んでボート部を復活させる高橋梨衣奈(通称:リー)を高橋、自由奔放で負けず嫌いだが他人を思いやる気持ちは人一倍のお嬢様・兵頭妙子(通称:ダッコ)を鬼頭、クールで闘争心旺盛な妙子のライバル・井本真優美(通称:イモッチ)を長谷川が演じる。
監督に「あした世界が終わるとしても」の櫻木優平を迎え、脚本を櫻木監督と「五等分の花嫁」シリーズの大知慶一郎、キャラクターデザインを「ラブライブ!」の西田亜沙子が担当する。アニメーション制作は「ルパン三世VSキャッツアイ」(アニメーション制作協力)の萌と、「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram」(CG制作)のレイルズ。物語の舞台となる松山市も協力としてクレジットされている。
特報映像は悦子のモノローグとともに、ボート部の面々が過ごす青春の日々の風景を収録。ティザービジュアルには「ただ、一生懸命になってみたかった。」というコピーとともに、松山の海にボートを浮かべる悦子たちの姿が描かれている。
キャスト、スタッフ、原作者からのコメント全文は以下の通り。
【雨宮天(村上悦子役)】
とても綺麗な画で描かれる、ボート部のキラキラした青春と、泥臭い等身大の高校生の人間ドラマが魅力的な作品です。
悦子を演じる際には、自分でも理由ははっきりしないけどなんだかイライラしたり、意味もなく意固地になったり……というあの年の頃の自分を思い出しながら自然体なお芝居を目指しました。
自分のことのような没入感で楽しんでいただける作品だと思いますので、公開を楽しみにしていてください!
【伊藤美来(佐伯姫役)】
私の演じるヒメはコックスを担当していて、ボート部の中でも重要な役割をしています。
可愛らしいですが、実はしっかり者で周りを良くみているコックスにぴったりな優しい子でもあります。
原作小説から、実写映画やドラマなど、これまでたくさんの表現をしてきたこの作品。
今回のアニメ映画でヒメを演じられること、光栄に思います!
アニメならではの「がんばっていきまっしょい」になっているので、ぜひ公開をお楽しみに!
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【高橋李依(高橋梨衣奈役)】
高橋梨衣奈役、高橋李依です!
まさかの同姓、さらにまさかの同郷・埼玉県からやってきたリーちゃん……!
オーディションの時から、縁を感じずにはいられませんでした!
小説から始まり、映画、ドラマと愛されてきた「がんばっていきまっしょい」。
履修済みの方もそうでない方も、新鮮な気持ちで楽しんでいただける、とてもとても美麗な新作アニメーションとなっております!
劇場アニメのボート部も、がんばっていきまーっしょい!
【鬼頭明里(兵頭妙子役)】
少女たちの青春を詰め込んだこの作品に参加できることになると聞いたときは、本当にうれしかったです!
自分はスポーツに取り組んだことのない人生だったのですが、この作品を通して、ボートの難しさ、スポーツの熱さ、チームワークの大切さを感じられたので、ぜひ視聴者の方々にもそれを劇場で肌で感じていただいて、一緒に熱くなっていただけたらうれしいです!
【長谷川育美(井本真優美役)】
井本真優美の声を担当させていただきました、長谷川育美です。
真優美はお嬢様だけど結構好戦的な面もある面白いキャラクターです!
出演させていただくにあたってボート部の映像を見たりして、今まで知らなかった世界に触れることができました。彼女たちのボートへの情熱や、この年代だからこその心の動きをぜひ楽しんでほしいです。
どんな映像に仕上がっているのか、私も劇場で見るのが楽しみです!
【櫻木優平(監督)】
とてもまっすぐな映画です。
原作小説のもつ瑞々(みすずみず)しい人物の描写や、舞台である愛媛県松山市の景色の魅力をより多くの方々に伝えられるよう、現代のアニメとしてただひたすらていねいに描きました。
「がんばっていきまっしょい」というタイトルに恥じぬよう、今の櫻木に出せる最大限のがんばりをこの作品にぶつけたつもりです。
まっすぐさゆえに、あまり言葉で伝えるような作品ではないので、ぜひ劇場に足を運んで感じてみてください。
悦子たちの未熟ながらもひたむきな姿が皆様の心を動かすと信じています。
【敷村良子(原作者)】
夢が理想の形で現実になりました。私の高校時代の思い出がアニメの翼をつけて広い世界に飛び立っていき、わくわくしています。
アニメならではの鳥の視点で、ボート競技の迫力や、ふるさと愛媛・松山の美しさが再現されています。何度も原作の舞台に足を運び、いちばんいいかたちでビジュアル化してくださった制作スタッフの皆様に心から感謝しています。お疲れさまでした。またご協力くださったボート競技者の皆様、松山市の皆様、ありがとうございました。
スポ根ではないスポーツを描いた新しい青春アニメ映画の誕生、そのタネに私の小説が選ばれてうれしいです。ひたむきに部活に打ちこむ若者の姿は、時代が変わっても、見る人の胸を熱くします。この作品とともに私もエールを送ります。がんばっていきまっしょい!
作品情報
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自分なんて特別じゃない―。そう思っていた。ボートに出会うまでは。どこまでも広がる青い空と青い海。この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、...
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