劇場アニメ「アズワン／AS ONE」8月22日公開決定で特報映像到着　メカデザインは形部一平が担当

特報映像が公開

(C)SQUARE ENIX, SUNRISE
(C)ASONE製作委員会

映画「名探偵コナン」シリーズや「シドニアの騎士」で知られる静野孔文が監督を務める長編劇場アニメ「アズワン／AS ONE」の公開日が8月22日に決定し、特報映像が披露された。メカニックデザインを、原作ゲームにも参加した「ガンダム Gのレコンギスタ」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」などの形部一平が担当することも明らかになっている。

同作は、2018～21年にアーケードで稼働したロボットアクションゲーム「星と翼のパラドクス」の世界観を踏襲した、完全オリジナルストーリー作品。登場人物はすべて新キャラクターで、原作ゲームと同様に「エヴァンゲリオン」シリーズの貞本義行がキャラクターデザインを務めた。現代の地球で人間関係に悩みながらもミュージシャンを目指す高校生のヨウが、エネルギー資源「星血（ほしのち）」をめぐって2大国家がにらみ合う惑星「巡星（めぐりぼし）」のロボット整備士で、事故により昏睡状態に陥ってしまった少女・ラコと、彼女の意識のなかで次元を超えた運命的な出会いを果たす。タイトルの「アズワン／AS ONE」は、原作ゲームにおいて人型ロボット兵器「エア・リアル（騎動機）」を操るパイロットで、プレイヤーでもある「特殊騎士（アズワン／AZ-One）」になぞらえたものとなっている。

特報映像では、ラコの意識のなかで互いに手を差し伸べ合うヨウとラコの幻想的な姿や、ラコが巨大軌道デブリに対処すべく機体を操縦するシーン、指令を受けるブルガード（ロボット）隊のヴィーゴの姿、走るヨウの横顔などが収録されており、ブルガードも登場する。