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特集・コラム 2023年2月23日(木)19:00

石原夏織の“「おにまい」愛” 「最後まで見たらいろんな意味で人生が変わる」

(C)ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会

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放送中のテレビアニメ「お兄ちゃんはおしまい!」(通称「おにまい」)は、引きこもりのダメニート男がかわいい女の子になってしまう日常コメディ。キャストはドラマCDからの続投で、女の子になった元兄の緒山まひろ役を高野麻里佳、まひろを女の子にした天才科学者の妹・緒山みはり役を石原夏織が演じている。「アニメハックTV」第20回(2月4日配信)出演後の石原に、ドラマCDからの長い付き合いとなる「おにまい」と自身が演じるみはりへの思いを語ってもらった。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部)

――「アニメハックTV」に出演していかがでしたか。

石原:(徳井)青空さんと久々に会えてうれしかったですし、大好きな「おにまい」の話がたくさんできて楽しかったです。2人で協力して当てっこするゲームでは自分のできなさにビックリしましたが、青空さんが当ててくださったおかげで素敵なプレゼントもいただけて、最初から最後まで楽しい時間をすごすことができました。

――「おにまい」のドラマCDに参加したときの話をあらためて聞かせてください。

石原:最初にドラマCDの話をいただいたときは素直にうれしかったです。ドラマCDの収録は何回かやっているのですが、スケジュールがあわないなどの事情で最初のうちはそれぞれひとりで録っていたんですよ。たしか初回は、まひろちゃんの声が入っていない段階で収録したと思います。
 原作者のねことうふ先生もお話されていたのですが、最初のほうのみはりちゃんは少し強気なんですよね。そうした強気さをだしつつも、まひろちゃんの妹である部分を意識しすぎると天才科学者としての威厳がなくなってしまいます。そのあたりは調整に調整を重ねて役をつくっていきました。みはりちゃんには自分にないところが多くて最初は難しいかもしれないなと思ったのですが、まひろちゃんへのセリフを言うなかで彼女のかわいさや自分との共通点がみつけられてうれしくなり、みはりちゃんを演じることが楽しくなりました。
 ドラマCDの収録ではねことうふ先生が、みはりちゃんとまひろちゃんの家の中の立ち位置など丁寧に説明してくださったことも印象に残っています。収録の話がくるたびに、「おにまい」きたぞ! とワクワクしながらアフレコしていました。

――アニメ化の話は、どんなシチュエーションで知ったのでしょう。

石原:ドラマCDを何本かやって、わりと後半のときに先生から「もしかしたら、『おにまい』がアニメ化できるかもしれません」という話を聞いたのが最初です。先生はとてもうれしそうで、そのときは全員ではありませんでしたが数人で収録できていたので、みんなでワーッと盛り上がりました。
 ただ、アニメではドラマCDからキャストが変わることはよくあることですから、変わるかもしれないですよねみたいなことを話していたら、ねことうふ先生は「キャストはこのままでいきたいと思っているんです」と力強く言われていたので、本当にそうなればいいなと思っていました。それからしばらくたって、正式にアニメ化がきまってキャストも続投という話をいただいたときは「かなったんだ!」と本当にうれしかったです。

――1話の収録はいかがでしたか。

石原:1話はみはりちゃんとまひろちゃんのみの登場で、まりんか(※高野麻里佳さんの愛称)ちゃんと2人きりの収録でした。ドラマCDで、すでに声は聴いていましたが、アニメの映像を見ながらまりんかちゃんと一緒に演技することで、ドラマCDと同じシーンでも「おお、こうなるのか」といううれしい驚きがあって、アニメ化の実感があらためてわいてきたのを覚えています。立体感というか、自分のなかでキャラクターが3Dになったような感覚がありました。
 収録の段階で映像はほとんど完成していて、絵が本当に細かく動いているのが分かりました。監督さんと音響監督さんから言葉をいただきながら、セリフをひとつひとつ丁寧に録っていくなかで、「おにまい」はドラマCDもアニメも変わらず、スタッフ皆さんの思いとこだわりが詰まった愛の深い作品なのだと感じることができました。そんな「おにまい」のキャストとして続投することができて、私自身も作品やキャラクターが大好きな気持ちではいるものの、このままだとスタッフさんのラブに負けてしまう……と収録の途中で感じ、あらためて「おにまい」にどう向きあったらいいのだろうとすごく考えた1話でもありました。

――1話では、例えばどんなところにご苦労されたのでしょうか。

石原:どちらかというとドラマCDのときに苦労した部分なのですが、みはりちゃんのテンションには気をつけました。1話でみはりちゃんは、女の子になったまひろちゃんにどんなことが起きているのか説明していますが、自分の研究が上手くいっているのだから楽しく高らかに言ったほうがいいかなというのが最初に自分がもっていった演技だったんです。実際にやってみたら研究職ではなく大学生のようにみえてしまうから、もう少し(テンションを)落ち着かせてもいいというディレクションをいただきました。とはいえ、みはりちゃんは視聴者の方が「ええっ!?」と思うようなことを言っているので、ある程度はあおって言う必要がありますから、微妙なバランスを攻めていく感じでした。
 今お話ししたのは、ドラマCDからのみはりちゃんとの長い付き合いで把握できたことで、アニメの1話では大丈夫かなと思いながらアフレコ現場にいったのですが、そこは問題なく進めることができました。長い間、みはりちゃんと一緒にすごさせてもらったことで、自分の中で自然とキャラクターが生きているんだなと感じることができました。

――高野さんとの2人きりの収録はいかがでしたか。

石原:レギュラーをあまり一緒にやったことがなく、2人とも人見知りしてしまうタイプだったので(笑)、最初はお互いちょっとだけ距離がありました。ありがたいことに「おにまい」ノートという施策があって、毎回放送が終わったあとにキャストやスタッフさんがコメントを書いたノートをアニメ公式Twitterにアップしているのですが、収録の合間にそれを描く時間があったんですよね。休憩中も何を書こうかという共通の話ができて、そうした小さなコミュニケーションから、映像のクオリティの高さに感動したことを話しあったり、お互いが出演した作品で「あれがすごく好きだったよ」みたいな話をしたりしていました。

――ドラマCDと違って、対面で直接掛け合いができたことは大きかったですか。

石原:「たたみかける」という言い方が正しいか分かりませんが、お互いのセリフをテンポよく言いあうときは特に、相手がどうくるんだろうとすごくワクワクしましたし楽しかったです。ひとりでもできなくはなくて、実際ドラマCDではそのように録っていることが多かったのですが、やっぱり実際に相手がいるとリズム感が変わってきますし、相手からきた返しのリアクションによってさらにニュアンスを変えることもできます。そこは“生もの”なので、ひとりだとやりたくても相手の部分は想像になってしまうので、自分にとってはドラマCDとアニメの大きな違いのひとつでした。

――完成した1話を見ていかがでしたか。

石原:(テンション高めに)こんなにかわいい色だったのか! とまず思いました。原作とちょっと変わったところもあるのですが、「おにまい」ってこうだよねと思えて自然となじむ感じプラス、とにかくかわいさがあふれていて。色以外にも見る要素が多くて圧倒されました。
 アフレコ用の映像を練習のために何回も見て、台本も読みこんでいるので何がおこるのかは知っているはずなのに、完成した映像を見ると同じところで笑っちゃうんです。「この作品はすごいことになる」と放送前から確信していて、早く1月にならないかなと思っていました。

――オープニングムービーも素晴らしかったですが、動きまくるエンディングムービーのインパクトにも驚かされました。エンディング主題歌の歌唱に参加したひとりとしてどう思われましたか。

石原:エンディングムービーの映像を初めて見たのは、たしか「おにまいトーク」(※Twitterスペース&YouTubeの配信番組)のときでした。エンディング主題歌の「ひめごと*クライシスターズ」はリズムが速くてノリノリの曲なので、たくさん動いたらいいなと思っていたぐらいでした。他の作品で自分がソロで歌った曲のときも、実際にどんな絵がつくかは本当に最後まで分からなくていつも想像するだけだったのですが、「おにまい」は自分の想像をはるかに超えてきて衝撃でした。曲自体は楽しいものなのに映像の力で感動してしまうぐらいの驚きがあって、スタッフさんは一体どんな発想でつくられたのだろうと思いました。短い時間に見どころがつまっていますので、毎回ひとりのキャラクターに注目して見ていただくのも面白いんじゃないかと思います。

――5話のラストで桜花あさひ(CV:優木かな)と室崎みよ(日岡なつみ)が新たに登場し、6話からメイン6人がそろった話が展開中です。

石原:シリーズの後半は、まひろちゃんの良い意味での幅広い成長がみえてくると思います。まひろちゃんをふくめた同級生4人組の関係性がとにかく面白くて、かわいさにあふれているんですよね。「おにまい」を見たら、きっと1週間の疲れがどこかにいってしまうでしょうし、最後まで見たらいろんな意味で人生が変わるんじゃないかとすら思っています――あくまで私自身の気持ちとしてはですが(笑)。
 こんなにかわいい作品にたずさわることができて、すごく幸せだなとしみじみ感じています。何度も見ていやされてほしいです。

石原夏織さんがゲスト出演した「徳井青空のアニメハックTV #20」もあわせてご視聴ください。

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<賞品>
石原夏織さんサイン色紙、1名様
<応募期間>
2月23日~3月19日23:59
<応募方法>
1.アニメハック公式Twitterをフォロー。
2.公式Twitterがツイートした、プレゼント告知のツイートをRT(リツイート)。キャンペーン終了までフォローを外さないようご注意ください。
https://twitter.com/animehackcom/status/1628696920850923520
3.当選された方には、キャンペーン終了後、公式twitterアカウントからDM(ダイレクトメッセージ)をお送りします。

アニメハック編集部

アニメハックTV 公式YouTubeチャンネル

[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ)
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作品情報

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