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特集・コラム 2023年4月22日(土)19:00

「EDENS ZERO」ホムラ役の青木志貴 アフレコ“人慣れ”問題とリハブイで号泣した思い出

(C)真島ヒロ/講談社・NTV

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4月から第2期が放送中の「EDENS ZERO」は、真島ヒロ氏が「週刊少年マガジン」で連載中の漫画が原作。人々が星を旅する時代を舞台に、少年シキが宇宙戦艦エデンズゼロに乗って仲間たちと冒険を繰り広げるスペースファンタジーだ。第2期の序盤では、エデンズゼロを狙うドラッケン・ジョーのいる巨大都市型戦艦ベリアル・ゴアへの潜入が描かれる。
 ホムラ・コウゲツ役の青木志貴に、第1期の途中から参加したアフレコの思い出、第1期の終盤で熱演をみせた師匠ヴァルキリーとの別れのシーンを振り返ってもらった。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部)

――ホムラ役に決まった経緯を聞かせてください。オーディションを受けられたのでしょうか。

青木:はい。僕は“戦う強い女性”みたいなキャラクターが好みで、もともとホムラがとても好きなキャラクター像だったので、もし「EDENS ZERO」で役をやらせていただけるのならばホムラをやりたいと思い、ホムラ役でオーディションを受けました。

――オーディションでどんなセリフを演じたか覚えていますか。

青木:どんな芝居をしたかはもはやまったく記憶に残っていないのですが、スタジオオーディションで印象的だったのは、演技が終わったあとに「真島(ヒロ)先生にビデオメッセージをお願いします」と言われて1分ぐらいしゃべったことです。セリフを言って終わりのオーディションではなかったので、よく覚えています。

――ビデオメッセージではどんなことを話されたのでしょう。

青木:原作をめっちゃ読んでいたので、原作の好きなところや感動した部分をひたすら語った記憶があります。ただのオタク語りですよね(笑)。真島先生の作品は「FAIRY TAIL」なども読んでいて、めちゃくちゃ泣けるお話を描く方だと知っていたのですが、「EDENS ZERO」も1巻から感情を揺さぶられまくりの内容で、読みはじめてすぐ泣いてしまうぐらい感動しました。

――第1期の収録はいかがでしたか。

青木:ホムラは、「ゆえ」「なれば」など古めかしい言葉をまじえた独特なしゃべり方をしています。今までそういうキャラクターを演じたことがなかったので、どう演じるのがいいのだろうと考えながら初回アフレコにのぞみました。語尾の「ゆえ」は最初、ホムラにとっては自然な言葉なのだからキャラクターになじませてナチュラルに言ったほうがいいのかなと思ったのですが、むしろ違和感があるぐらい強調させてほしいというディレクションをいただきました。それは逆に難しいなと感じて、いい塩梅になるまでけっこう悩みました。
 あと、途中からシキたちに合流するホムラは、途中でもしかしたら裏切っているのではないかと思わせる展開がひかえていました。なので、お芝居上、最初のうちは敵か味方か分からないぐらいの距離感をたもってシキたちと仲良くしすぎないようにしてほしいとも言われていたので、その距離感をどうだすかも工夫しました。

――YouTubeの番組で、第1期の収録はコロナ禍による分散収録で3人までの収録だったと話されていましたね。

青木:限られた人数での収録でも、基本的にその話数で掛け合うことが多い人と同じブロックで収録できるよう組んでもらえたのでありがたかったです。ただそれとは別に、もともと僕自身がすごい人見知りで、しかもホムラは途中参加だったので収録の緊張とは別の“人慣れ”の緊張がすごくあって……(笑)。毎週収録を重ねて仲良くなっているメインキャストの方々のなかに入っていって、しかも分散収録で一緒に録る方が毎週変わっていくので、緊張がなくなってアフレコできたのは第1期の本当の終わりの終わりぐらいにようやくって感じでした。そのへんは、お芝居上の距離感をたもつ部分とはからずもシンクロしていたのかなと思います。

(C)真島ヒロ/講談社・NTV

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――第1期の終盤は、ホムラがキーマンとなる見せ場の回が続きました。

青木:24、25話あたりの収録は思い出深いです。ヴァルキリーのセリフがある回のアフレコは抜き録りだったのですが、そのせいでヴァルキリー役の沢城(みゆき)さんのお声が入ったリハブイ(※事前にうけとるアフレコ練習用の映像)をいただけたんです。先に沢城さんのお芝居を聴けたのは結果的にとてもありがたくて、家でリハブイを見たときから号泣がとまらず、収録もその流れで鼻水がでるぐらい泣きながら収録しました。

――4月からはじまった第2期(26話~)の見どころを聞かせてください。

青木:ホムラはヴァルキリーを継ぎ、新たな覚悟を背負ってエデンズクルーの一員として戦っていくことになります。第1期の最後で肩の荷がすっとおりた感じもあって、前よりもはっちゃけるところははっちゃけて、かっこいいところはビシッと決める成長した姿をお見せできると思います。
 物語全体としては、第1期は熱くて涙もある少年マンガの王道をいく感じでしたが、第2期では雰囲気がだいぶ変わってダークで衝撃的な部分が多くなります。原作を読んでいる方は、たぶんあそこだろうなと分かると思いますし、PVを見てくださった方も「え、これどういうこと?」と思ったシーンがあったはずです。僕自身、原作で読んだときに物凄く衝撃をうけたので、その部分はとくに見ていただくとグッと物語にひきこまれると思います。

青木志貴さんがゲスト出演した「徳井青空のアニメハックTV #22」もあわせてご視聴ください。

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