2024年12月29日(日)23:00
祝・放送100回! 初めての感動を思い出す1本が登場「船戸ゆり絵の日本酒たりてますか?」コラム第22回
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毎週日曜深夜にラジオ大阪で放送中の「船戸ゆり絵の日本酒たりてますか?」は、飲食店などで日本酒をお薦めすることができる「唎酒師(ききざけし)」の資格をもつ声優の船戸ゆり絵さんが、全国各地のさまざまな日本酒を味わいながらリスナーに紹介する番組です。
本コラムでは、番組内で取り扱った日本酒の感想を船戸さんに振り返っていただきます。第100~101杯目では、番組が第100回放送を達成したことを記念し、船戸さんにとって思い入れの深い銘柄である「八海山」から“特別感のあるお酒”を開けてお祝い。102~103杯目では、凍えた体を温めてくれる辛口のお酒をいただきました。
番組は年内いっぱいでいったん終了することがアナウンスされていますが、残りの放送回と本コラムをお楽しみに!!
――記念すべき第100杯目でいただいたのは新潟・八海醸造さんの「八海山 瓶内二次発酵酒 あわ」でした。
船戸:「八海山」は私が日本酒にハマったきっかけになったお酒で、とても思い入れのある銘柄なんです。そのなかでも特別感のあるスパークリングな1本で第100回をお祝いすることができて感無量です! フルーティな香りで、上品な甘みが大好きです。“ザ・日本酒”といった趣ではないので、日本酒に抵抗のある方にも飲みやすく、オススメできるお酒です。
続く第101杯目では“おめでたさ”をイメージした赤い色のスモークサーモンと一緒にいただきました。鮭の脂がお酒でシュワシュワって消えていく感じがして、素晴らしいマリアージュでしたね。
――船戸さんが日本酒が大好きになるきっかけになった「八海山」と、番組第100回の節目を飾った「八海山」、どちらも大切なお酒だと思いますが、味わいは違いましたか。
船戸:同じ「八海山」とはいえ「瓶内二次発酵酒 あわ」は全然違いますね。でも、初めて日本酒の素晴らしさに気づいた瞬間の感動を思いださせてくれる、私の脳に響く味でした。とても美味しくて、収録の合間にもグビグビ飲んでしまいました。だって、開栓したら早めに飲みきったほうがいいですもんね(笑)。
――第102、103杯目では同じく新潟・麒麟山酒造さんの「麒麟山 伝統辛口<伝辛>」をいただきました。
船戸:抜群のキレを誇る、キリッとのどごしが良い、とても飲みやすいお酒でした。第102杯目では冷やでいただいたのですが、喉の奥がカーっと熱くなる感じ。ラベルに書かれている通り飲み飽きず、どんなお食事にも合いそうです。
第103杯目では、55℃の熱燗でいただきました。冷酒に比べ熱燗のほうが、キレの良さと辛さが一気に全身を駆け巡る感じがしましたね。もう結構寒くなってきたので、熱燗が身にしみます……。一緒にいただいた、鶏の唐揚げとの相性も最高でした。最初、唐揚げがホカホカすぎてやけどしそうになっていたのですが(笑)。「麒麟山」はクッとくる辛さで、唐揚げの脂っぽさを打ち消してくれました。
スタッフさんのなかには、今回初めて熱燗を飲むという方がいらっしゃったのですが、いたく感動されていましたので、熱燗初心者の方にもオススメできるお酒ですね。
――リスナーのみなさまのご愛顧のおかげで第100回を数えた本番組ですが、12月をひとつの区切りとして、いったんお休みをいただくこととなります。さびしく感じるところもありますが、ここまで聴いてくれたリスナーの皆さまへのメッセージをいただけますでしょうか。
船戸:まだ放送が残っていますので、締めの一言は言えないです! でも「いつも聴いてくれてありがとう!」とは、何度でも言いたいです!!
船戸ゆり絵の日本酒たりてますか?
[筆者紹介]
船戸ゆり絵の日本酒たりてますか? 資格まで取得をするほどの大の日本酒好きである声優・船戸ゆり絵が、毎週日曜日の深夜に、「あなたと一緒に飲みたい日本酒」をご紹介しながら過ごす10分間の一人トーク番組。声優たるもの、日本酒の魅力を音と言葉で伝えていかなければいけない!と、番組では「開栓~お酒を注いで一口飲む」までのリアルな音と彼女のコメントをそのままお届けします。喉を流れる日本酒の音と共に、週末のひと時、一緒に日本酒を楽しみませんか?
(コラムは毎月1回更新予定)
声優情報
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