「台風のノルダ」の主人公・東は若手俳優の野村周平に決定　主題歌はGalileo Galileiが歌う

野村周平

(C)2015 映画「台風のノルダ」製作委員会

イメージを拡大

6月5日から3週間限定で全国ロードショーを開始する、完全オリジナル劇場用アニメ「台風のノルダ」で、主人公の東シュウイチを演じるキャストが発表された。

東を演じるのは、テレビドラマ「若者たち2014」や映画「ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」に出演した新進気鋭の俳優・野村周平。自身初となるアフレコ収録に際しては「（声の演技は、俳優としての演技とは異なり）オーバーに表現したり、普段は声を出さなくていいところで声を出さないといけないことがある。勉強になった」と語った。また「演技していると自然に体が動いてしまい、NGになることもあった。今後は気をつけたい」と俳優ならではの悩みを明かし、今後への意欲ものぞかせた。

監督の新井陽次郎は「素の演技での“生っぽさ”を求め、普段声優として活躍していない俳優の方に依頼した」と野村の起用意図をつまびらかにし、「東の繊細さが出ている。表に出していない感情を表現してくれた」とその演技を絶賛した。

また、主題歌「嵐のあとで」はテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「機動戦士ガンダムAGE」の主題歌を手がけたGalileo Galileiが書き下ろす。

本作は、ある離島の中学校を舞台として、主人公・東と、観測史上最大級の台風が迫る中現れた不思議な少女・ノルンとの出会いから始まる、謎に満ちた物語を描く。