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イベント 2015年9月13日(日)19:00

「乱歩奇譚 Game of Laplace」最終話先行上映&トークショーを開催 コバヤシは物語の「紅一点」

最終話先行上映会「乱歩奇譚 Game of Laplace ─赤い部屋─」に登壇した岸誠二監督(右)、シリーズ構成・脚本・上江州誠(中)、アニメーションプロデューサー・比嘉勇二(左)

最終話先行上映会「乱歩奇譚 Game of Laplace ─赤い部屋─」に登壇した岸誠二監督(右)、シリーズ構成・脚本・上江州誠(中)、アニメーションプロデューサー・比嘉勇二(左)

(C)乱歩奇譚倶楽部

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テレビアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」の最終話先行上映会「乱歩奇譚 Game of Laplace ─赤い部屋─」が、9月12日に東京・フジテレビのマルチシアターで開催された。

上映会後は、監督の岸誠二、シリーズ構成・脚本の上江州誠、アニメーションプロデューサーの比嘉勇二、ノイタミナ編集長の森彬俊を招き、原案となった江戸川乱歩の「赤い部屋」をイメージし、赤い布を敷いたソファーが設置されたステージでトークショーが行われた。

最終話がイベント当日の朝に完成したという話題に始まり、制作が短期間で行われたことが明かされ、限られた時間で作品のイメージを構築するために活用された、岸の創作ノートが日の目を見たという。岸は「制作期間は短かったが、第1話を製作していた時点で最終話の展開は考えていて、物語の序盤からしっかりと伏線を張っている」と話しており、物語のいたるところに最終話の展開につながる要素が散りばめられている。

岸誠二監督

岸誠二監督

(C)乱歩奇譚倶楽部

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また、制作当初スタッフ陣は、昨今ニュースを賑わせているショッキングな事件の影響もあり、サスペンスもので視聴者の心をつかめるどうかということに、一抹の不安も感じていた。そこで、より視聴者が作品を身近に感じられるよう、物語の舞台として新宿を選ぶなどの細やかな配慮がなされることが明かされた。

ほかにも、メインキャラクターのひとりコバヤシが、中性的で、ともすれば女の子よりもかわいらしいキャラクターとして描かれたことについて、比嘉は「ヒロインと呼べる存在がいないなかで、紅一点のキャラクターとして描きたかった」という思惑を明かした。スタッフ間で視聴者に愛してもらえるキャラクター像について話し合い、突き詰めた結果が、現在の突出したコバヤシのキャラクター像につながったのだそう。

9月30日に発売予定のBlu-ray&DVD第1巻に封入されるドラマCDについても触れられ、上江州は「黒蜥蜴がアケチに好意を寄せる理由など、本編では描かれなかった部分を詰め込んだので、ぜひ聞いてほしい」とアピール。さらに、本作のコミカライズが、9月17日に公式ホームページで公開されることも発表された。

乱歩奇譚 Game of Laplace」はフジテレビ「ノイタミナ」ほか各局にて毎週木曜24時55分より放送中。

作品情報

乱歩奇譚 Game of Laplace

乱歩奇譚 Game of Laplace 41

「その日、初めて退屈じゃなくなった――」とある中学校で起こった教師のバラバラ殺人事件。この学校に通う少年・コバヤシは、事件の捜査に訪れた天才探偵・アケチと出会う。異常犯罪ばかりを捜査するアケチに...

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  • 最終話先行上映会「乱歩奇譚 Game of Laplace ─赤い部屋─」に登壇した岸誠二監督(右)、シリーズ構成・脚本・上江州誠(中)、アニメーションプロデューサー・比嘉勇二(左)
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