ルパン一味が伝統技術で浮世絵に　伊勢丹新宿店のイベントでは先行販売も

「ルパン三世」に登場するキャラクターたちが浮世絵に

原作：モンキー・パンチ(C)TMS
(C)モンキー・パンチ／TMS・NTV

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30年ぶりの新シリーズが放送中のテレビアニメ「ルパン三世」に登場するキャラクターたちが、初めて「浮世絵」として描かれ、数量限定で受注販売されることが決定した。

浮世絵は、明治に創業し伝統の木版印刷技術を受け継ぐ竹笹堂によるもので、全工程が熟練の職人による手作業で作られる。キャラクター名などの題字は、大河ドラマ「新選組！」で題字を手がけた荻野丹雪氏が手がけ、和紙には人間国宝の九代目岩野市兵衛氏が作る越前和紙が使用される。

和装のルパンをはじめ、次元、五ェ門、不二子、銭形と各キャラクターが描かれた34センチ×20センチの大判サイズ全5種のほか、水の都・ベネチアを舞台に、お宝を船に乗せて逃げるルパン一行と、それを追う銭形の様子を描いた34センチ×52センチの特判サイズ全1種を販売。全商品額装入りで、大判は各6万4800円、特判は16万2000円。また、原作者モンキー・パンチ氏の直筆サインが入る特製額装入りの大判5枚セットは54万円（価格はすべて税込み）。発送は4月上旬以降を予定している。

2月3～8日、東京・伊勢丹新宿店で行われるコラボレーションイベント「LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」で、浮世絵の先行販売が行われる。

同イベントでは、テレビシリーズ総監督の友永和秀とプロデューサーの浄園祐氏によるトークショーのほか、「ルパン一味のクローゼット」をコンセプトとし、イタリアのファッションブランド・タリアトーレが制作したルパンジャケットなどの展示、オリジナルグッズやコラボフードの販売が予定されている。会場では、税込み5000円以上の買い物をすると、日替わりで先着200人にオリジナルステッカーがプレゼントされる。