2016年3月18日(金)19:00
制作続行中の「虐殺器官」新ティザーPVが公開 ナレーションは中村悠一による録り下ろし
アニメ制作会社「マングローブ」の経営破たんにより、公開延期を余儀なくされていた劇場用アニメ「虐殺器官」の新ティザープロモーションビデオが公開された。3月17日に行われた「ノイタミナプロジェクト発表会2016」でお披露目された。
PV内のナレーションは、主人公のクラヴィス・シェパードを演じる中村悠一による、新規録り下ろし。チーフプロデューサーの山本幸治氏が2015年11月に設立した「ジェノスタジオ」で鋭意制作中であることが明示され、村瀬修功監督による「こうして制作継続が決まったことは、伊藤計劃さんが与えてくれた好機のように考えることもできる」とのコメントも表示される。
同作は、09年に死去した小説家・伊藤計劃さんのオリジナル長編小説が原作。サラエボが核爆発で消滅した架空の世界を舞台に、後進国で発生する大量虐殺の陰に潜むジョン・ポールと、彼を追跡するアメリカ情報軍のクラヴィス大尉の物語を描く。コミカライズ版第1巻は、3月26日に株式会社KADOKAWAから580円(税抜き)で発売予定。
作品情報
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