2016年8月16日(火)22:00
「アクセル・ワールド –インフィニット・バースト-」は「全てが進化した新作」 黒雪姫役の三澤紗千香に聞く
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7月23日から全国映画館にて公開された「アクセル・ワールド –インフィニット・バースト-」。今回は、テレビシリーズに引き続き、ヒロインである黒雪姫を演じる三澤紗千香にインタビューを敢行。本作をイメージしたという曲も入った新アルバムの話とともに、その心境を聞いた。
――今回の新作で久しぶりに「アクセル・ワールド」のアフレコを収録された感想は?
三澤:テレビシリーズから数年経っていますが、ゲームで黒雪姫を演じることがあったので、緊張はあまりなかったです。アフレコスタジオの空気が、自然とテレビシリーズをやっていた頃と同じになっていたので、演技がしやすかったですね。私も、ヒロインという意味で初めて演じさせていただいた作品なので、大事に思っているのですが、それ以外のキャストの方も変わらず「アクセル・ワールド」に対しての知識や、原作の進行具合をチェックしていて、作品を愛していることが伝わってきました。
――収録の時に他のキャストの方と会話などされましたか?
三澤:技術的に成長していなければという自分へのハードルもあったのですが、梶(裕貴)さんと会話して、「自分の技術はあくまで作品として、絆が深まっている状況を表現するためにあるだけで、先にあるのはみんなの感情なんだ」ということを思い出させてもらいました。梶さんもテレビシリーズと変わらない笑顔でいて下さったので、自然と距離感も縮まり、テレビシリーズから進化した「アクセル・ワールド」の世界観を演じられたのではないかと思います。
――どういうところが(テレビシリーズと比べて)進化しているのでしょう?
三澤:戦いのシーンがさらに動いて、新キャラクターもいっぱい出ています。お祭り感溢れるものになっていますね。全てが進化している感じがします。
――ズバリ、見どころはどこでしょう?
三澤:アクションシーン以外では、主人公・ハルユキと黒雪姫の絆が深まっていることですね。ハルユキは自分に自信がなく、黒雪姫の足を引っ張っちゃいけないという想いばかりが(テレビシリーズの頃は)あったのですが、それが同じレギオンのメンバーとして対等に戦っていてこの新作まで時間が感じられるものになっています。「あっちよろしく」というぐらいの一言で全部が伝わるような、そんな2人のやりとりも見ていただきたいです。それと、お祭りにみんなで行くシーンがあり、浴衣姿でふたりきりで話しているのですが、今までの仲良しなシーンから一歩進んで、信頼感が伺えるような感じになっていますので、そのあたりは見どころかなと思います。
――三澤さんは、作品のイメージソングも歌われているんですよね。
三澤:劇場版では、KOTOKOさんとALTIMAさんの「PLASMIC FIRE」という曲がエンドロールで流れます。私は9月28日にベストアルバム(「-INFINITE Selection-」)を発売させていただくのですが、その中に「アラウド」という曲が入ります。この曲が劇場版「アクセル」をイメージしているので、「アクセル」を好きな方にぜひ聞いていただきたいと思っています。
――なるほど。その「アラウド」はどのような曲なのでしょうか?
三澤:実は私が曲を歌ったのは、2年前位の「フェイス」というシングルが最後なんですよ。ライブもワンマンではなく、ゲスト出演で。だから、自分名義の曲を数年ぶりにレコーディングするという状況に緊張してしまって……。どんな曲にしたらいいんだろうと悩んでいたのですが、今回はデビューシングルの時に作詞をしてくれた分島花音さんと、作曲と編曲は「リンクス」というセカンドシングルを書いてくださった千葉"naotyu-"直樹先生でした。「三澤のいい味」をとても理解してくれているおふたりでしたし、『アクセル』のことも勉強してくれていた。ですから、そんなおふたりに任せようと思いました。出してきてくれたものにどれだけ応えられるか。それが結果的に、空白の数年間に培ってきた私の歌や芝居への気持ちを、皆さんに伝えることになるはずだと。今まで出してきた曲のちょっとロックな感じもそのままありつつ、誰かの背中を押す曲でもあり、立ち止まっている自分を叱咤激励する曲でもあり、そして今まで『アクセル』に携わってきたことに対しての感謝の気持ちも込められている。今の三澤を全て出し切った曲になっています。三澤はこれからどうなって行きたいのかというところも感じてもらえるかもしれません。
――最後に、ファンの方へ一言いただけますか。
三澤:7月23日より「アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-」が劇場公開されましたが、9月28日にBD、DVDも発売されますので、おうちでも見られますし、その日には三澤のベストアルバムも発売されますので、ぜひ皆さんに、一緒に加速し続けていただきたいなと思います!
作品情報
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