2016年10月18日(火)20:00
「ブレイブウィッチーズ」加隈亜衣が、ひかりに後押しされ、味わった達成感
10月から放送がスタートした「ブレイブウィッチーズ」。人類の敵ネウロイに対抗する少女達の活躍を描く「ワールドウィッチーズ」シリーズ待望の新作だ。新しいキャラクター達によって、テレビシリーズ第1期と第2期の間に繰り広げられた東欧での戦いが物語られる。主役の雁淵ひかりを演じる加隈亜衣に、本作の見どころやアフレコ時のエピソードなどを聞いた。
――本作の主役に選ばれたことを知ったとき、どう思われましたか。
加隈:すごく嬉しかったです。と同時に、「自分で大丈夫なのだろうか」と不安に思う部分も少しありました。オーディションを受けたとき、他の役もふくめて演じさせていただいたのですが、自分の中にあるひかりちゃんのイメージをきちんと表せていただろうかというモヤッとした思いがあったんです。彼女の長所である正義感の強さ、明るく元気なところを上手く表現できていたのかなと。本番では、そうしたところを踏まえて臨ませていただいています。
――雁淵ひかりを、どんなキャラクターだと捉えているのでしょう?
加隈:本当に真っすぐで、努力家なんです。スレたところがまったくなくて、周りの人に愛されて育った子なんだろうなという感じが伝わってきます。ただ、その純粋さが、不器用さや危うさにつながるところもあります。それを可愛いなと思ってくれる人と、ちょっと目についてしまう人に分かれてしまうんじゃないかと思います。それぐらい存在感があって目立つ女の子です。
――加隈さん自身と似ていると思われるところはありますか。
加隈:似たいと思いますけど、似てないですね(笑)。こういう子がいたら楽しいだろなと純粋に思える、憧れのような目でひかりちゃんを見ています。「自分がこういう性格だったらな」と思うところもあって、演じながら彼女の言動に影響を受けているところもあります。真っすぐに振る舞うと、こういう気持ちになるんだなって。
――どんなところで影響を受けているのでしょうか。
加隈:今年の夏にみんなで川遊びをした時に、けっこうな高さの岩壁から川に飛び込んだことがありました。他の人が飛び込んでいるのをみて、自分は絶対にやらないぞと思っていたんですけど、「やろうよ」と誘われて、いざ立ってみたら物すごく怖くて。でも、そこでなぜか、「ひかりちゃんだったら飛ぶんだろうな」と思ったんです。ひかりちゃんに後押ししてもらうような気持ちで、それでも2分ぐらい立ちすくんでからやっと飛び込んだら、怖かったけど楽しかったし、達成感みたいなものを味わうことができました。
――ひかりを演じたおかげで、飛び込めた。
加隈:はい(笑)。最初は、ほんとに拒否したい気持ちでいっぱいだったんですが、思いきって飛び込んでみてよかったなと思いました。
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1944年9月、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」を中心とした連合軍の活躍で、ガリア共和国上空のネウロイの巣が消滅、欧州西部の安全が確保された。これを機に、連合軍は本格的に欧州中央...
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