【週末興行ランキング】「モンスト」が興収4億円超で初登場1位、プレゼントキャンペーンも奏功

「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」ビジュアル

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12月10～11日の国内映画ランキング（全国週末興行成績・興行通信社提供）が発表された。2013年リリースの人気ゲームアプリ「モンスターストライク」の劇場用アニメ「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」が、オープニング2日間で動員39万0416人、興収4億3961万2800円を記録し、初登場1位を獲得した。

初日2日間は、スマホアプリ用の特典として期間限定ガチャを無料でひくことができる「オラ玉」がプレゼントされる「映画館がヤバい！キャンペーン」を実施。モンスト・ユーザーに強烈アピールし、ふだんあまり映画館に来ることのない層の集客に成功した。SNSでも「映画館がモンストですごいことになっている！」などのコメントが数多く投稿され、映画の満足度も高いことから、まずは興収15億円以上が期待できる好スタートとなっている。

正月向け映画の登場により、「君の名は。」は5位、「この世界の片隅に」は7位、「劇場版　艦これ」は8位、「黒子のバスケ　ウインターカップ総集編 　扉の向こう」は11位にそれぞれランクダウンしたが、「君の名は。」は累計興収205億円を突破するなど、各作品とも年末年始で再び動員をあげてくる可能性は充分にある。

2位の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、公開19日間で累計興収41億円を記録。新作では、「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド＆ゴースト with レジェンドライダー」が3位に初登場。「海賊とよばれた男」は4位スタートとなった。