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インタビュー 2016年12月23日(金)12:00

瀬戸麻沙美ら「ポッピンQ」主演5人が語る 東映アニメ・新ヒロインに込めた思い (2)

(C)東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016

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「感慨深い気持ちでいっぱい」「見てもらえるのが嬉しい」「わくわくした気持ち」と、公開の喜びを爆発させる5人。東映アニメーションが60周年という節目に放つ意欲作への出演に対しては、「すごく嬉しかったです。でも、作品に関われるという気持ちはどの作品も同じで、そこに差はないです」(瀬戸)、「どの作品に関わっている時も、どのポジションのキャラクターであっても同じぐらい大事な気持ちで演じているんです」(井澤)と真しな姿勢をのぞかせる。

その一方で、「取材に来て下さる方の人数や、公開館数も多いということなので、アフレコなどが終わってから注目の度合いに気づかされた」(瀬戸)、「出演が発表された時に『出るんだ』という声が大きかったので、やはり東映アニメーションというブランドのオリジナルアニメーションに出るというのは世間的には大きな意味合いがあるんだなと、人から感じさせてもらった」(井澤)と注目度の高さを痛感する場面もあったという。

(C)東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016

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さらに「声優をめざしたきっかけがセーラームーン」だという種﨑は、並々ならぬ思いで本作に臨んでいた。「東映アニメーションを見て育ってきた東映アニメーションっ子と言いますか。『おジャ魔女どれみ』も全部見ていましたし。その東映アニメーションさんの60周年記念作品に自分がこんな形で携われるなんて、嬉しいのとびっくりなのと、よくわからない気持ちといいますか。オーディションに受かった時から、ずっと60周年を背負っている気持ちでした」と告白。そのうえで「私が『セーラームーン』や『おジャ魔女どれみ』を見て感じてきたような気持ちを『ポッピンQ』を見た人にも感じてもらえるかなあっていう不安やいろいろな気持ちがあった」と吐露し、「ほんのちょっとでいいので、何かを感じてもらえたらいいなと思いました」と言葉に力を込めた。

「プリキュア」シリーズに参加経験のある黒沢もまた、60年という歴史の重さを感じていた。「『プリキュア』には声優でなく、歌で携わらせていただいていたのですが、やっぱり東映アニメーションさんの作品はそれぞれのファミリー感がとても強い。例えばシリーズになった時に、歴代の縦のつながりが強かったり、愛も深いですし。堂々としたヒロインの声優さんがとても多くて。あの先輩方が背負ってきた看板と横並びに立つ作品のオリジナルキャストに選ばれたんだっていう意味では身が引き締まる思いではありました」。

(C)東映アニメーション/「ポッピンQ」Partners 2016

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さまざまな思いを胸に、作品やキャラクターと向き合ってきた声優陣。それだけに、「続編をやってもらうしかないです!」(小澤)、「皆さんの応援次第ですよ」(井澤)と早くも続編に意欲満々だ。小澤は「本編を録り終わった後に軽い打ち上げがあったのですが、すぐに次を演じたくて『次いつですかねえ』っていう質問を投げかけるくらい続きが楽しみです。まだまだキャラクターたちの成長を見守りたいな、演じていきたいなって思っているので、楽しみです。こんなに楽しみにさせたんだから、責任をとってほしいっていう気持ちでいっぱいです」と熱弁。瀬戸も、「これで終わりと思うなかれ」と意味深な笑みを浮かべた。

ポッピンQ」は、12月23日から全国公開。

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