2018年5月21日(月)12:32
「電脳コイル」の磯光雄、11年ぶり新作「地球外少年少女」構想発表 宇宙が舞台のオリジナルアニメ
磯光雄が原作・監督・脚本を務めるオリジナルアニメ
(C)MITSUO ISO/avex pictures 2014
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「電脳コイル」の原作・監督として知られ、「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビシリーズでは設定や脚本も手がけたアニメーター・磯光雄の、11年ぶりの新作アニメ「地球外少年少女」の構想が発表された。磯が原作・監督・脚本を務めるオリジナルアニメで、「交響詩篇エウレカセブン」シリーズや「ガンダム Gのレコンギスタ」の吉田健一がキャラクターデザイン、「ひるね姫 知らないワタシの物語」「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」などを手がけたSignal-MDがアニメーション制作を担当する。
オリジナルアニメ「地球外少年少女」は、AIとインターネットが普及した2045年の宇宙が舞台で、“スマート”と呼ばれる携帯端末や人型ロボットなども登場する。宇宙空間に存在する日本製の商業ステーションで大規模な事故が発生し、少年少女たちがステーション内に取り残される。大人の援助を失った少年少女は、かろうじて残ったナローバンド、SNS、フリーアプリの低知能AI、スマホで操作できるドローンなどを駆使して、危機を切り抜けようと動き出す。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞や日本SF大賞を受賞するなど高い評価を得た「電脳コイル」から11年ぶりの新作となる同作に着手する磯監督は、「宇宙を舞台にしたアニメをあまり見かけなくなり、自分で作ってしまおうと思いました。宇宙はすでにSFに登場する遠いイメージではなく、実際に行ける場所になりつつある。そんな環境に投げ込まれた少年たちが体験する冒険を、実際に行ってみてきたような感覚で描いてみたい」と作品構想の意図を明かしている。
作品情報
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