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インタビュー 2019年1月24日(木)19:00

関智一&野島健児が見据える「PSYCHO-PASS サイコパス」の未来「大きな歯車が動いた」

「PSYCHO-PASS サイコパス」4年ぶりの新作が完成

「PSYCHO-PASS サイコパス」4年ぶりの新作が完成

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シビュラシステムに管理された社会はどこに向かうのか――。2012年にスタートしたアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの最新作となる劇場アニメ3部作「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」は、「Case.1 罪と罰」(1月25日公開)で宜野座伸元、霜月美佳らの活躍を、「Case.2 First Guardian」(2月15日公開)は征陸智己、須郷徹平の知られざる過去を描き、「Case.3 恩讐の彼方に__」(3月8日公開)で狡噛慎也の葛藤が浮き彫りになる。4年ぶりの新作が完成し、再び動き出した「PSYCHO-PASS サイコパス」。関智一野島健児が語る、シリーズの“これから”とは。(取材・文/編集部)

「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの現在、過去、未来を紡ぐ「Sinners of the System」3部作。「Case.1」は「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」の翌年、2117年を舞台に、霜月(CV:佐倉綾音)と宜野座(CV:野島)が潜在犯隔離施設<サンクチュアリ>の疑惑に迫り、「Case.2」は常守朱(CV:花澤香菜)が公安局に配属される前、2112年の夏に起こった事件を描く。「Case.3」では、2116年の東南アジア連合・SEAUnでの事件後、放浪の旅を続ける狡噛(CV:関)が、南アジアの小国で復讐を望む少女テンジンに出会う。

(C)サイコパス製作委員会

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制作決定から“再会”に至るまで

――今作の制作は、いつ頃知ったのでしょう。

関 3、4年前くらいかな?

野島 僕は前作の劇場版(15年1月に公開された「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」)を録っている時に「この先って、あるんですよね?」と話していたら、関さんから「あるみたいだよ。そんな話をしてたもん」と聞きました(笑)。

それから4年くらい空いた頃に「どうやら本当にやるらしいぞ」と聞いて、「マジか!? でも、果たして僕たちは出るのかな、(狡噛も宜野座もいない)もっと先の、未来の話を描くのかも知れない」と思いました。

関 新キャラが出てくるとかね。世代交代(笑)。でも、それでも別にいいんです。ちょっとでも(担当キャラが)出てくれれば。

野島 どこかに出ていたらうれしいなと思っていたら、意外や意外、ガッツリ出ていました。

――「宜野座や狡噛は出てくるのか」という疑問もあったなか、いざ脚本を読んで何を思われたのでしょうか。「描かれてうれしかった場面・要素」などはありますか?

(C)サイコパス製作委員会

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野島 僕は、宜野座さんが一歩一歩大人になっている姿が、見ていて楽しかったです。

関 どんどんお父さん(征陸)みたいになっていくね。

野島 そうなんです。お父さんのまねっこしてるんです。そういうところが子どもみたいでかわいいです。

関 トレンチコートも着ちゃってるしね(笑)

――アフレコは17年に行ったそうですが、久しぶりに演じられていかがでしたか。

関 すぐにしっくりきましたね。

野島 その通りです。関さんを見ていると、(アフレコが)はじまった瞬間「(作品の)中にいる」という感覚がしました。それが素敵だなと。

関 ありがとうございます。そうです、そうなんです(笑)。

――現場の雰囲気はいかがでしたか。

関 楽しい雰囲気は変わらずありました。作品が好きだから来ている方が多いので。

野島 (スタッフ&キャストが)そろうと空気感ができあがりますよね。

作品情報

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰

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