2020年7月6日(月)19:00
松岡禎丞&茅野愛衣「SAO アリシゼーション WoU」最終章に込み上げる思いと寄せ合う信頼 (3)
それぞれの“最強なところ”
茅野から見た松岡は、全力すぎて「多分人間じゃないです(笑)」
――共演が多いという話が出たので、お互いの印象について教えてください。キリトとアリスの強さにかけて「茅野愛衣が思う、松岡禎丞の最強なところ」「松岡禎丞が思う、茅野愛衣の最強なところ」をあげるとしたらどこでしょうか?
(C) 2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
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茅野 悩ましいですね……松岡くんはやっぱり「最強ののど」じゃない?
松岡 (笑)
茅野 本当にすごいんですよ! キリトのお芝居を聞いてて思うのですが、私だったら一発でのどが壊れるんですよ。それぐらいどの現場でも全力。昔からよく「全力全開、松岡禎丞です」と言っていましたが、本当にそのままだなと思います。松岡くんの初主演作からご一緒してますが、その時からお芝居との向き合い方や姿勢が基本変わっていないと思います。
――のどの強さというのが気になります(笑)。
茅野 とにかくすごいんですよ、多分人間じゃないです(笑)。
松岡 人間じゃない!?(笑)
茅野 「体の中どうなってるんだろう」と思うくらいです(笑)。それから、ピンチをチャンスに変えられる人なので、そこもすごいなと感じます。ちょっと前に、松岡くんがのどを使いきってしまったことがあって。
松岡 一週間声がでなくなったんです。
茅野 「松岡くん、どうしたの!?」みたいな状態で。
松岡 でもその時は、その状態が面白いくらい役にはまって。
茅野 そういった状態だからこそできるお芝居をして、監督さんにOKをもらえるんです。そんな役者いない、「すごいなあ」と思いますね。きっと「もってる人」なんだと思います。
――まさに、一瞬一瞬に全力ですね。
茅野 全力なのが伝わるので、松岡くんが主役だと安心感があるし、一緒に仕事をしていても楽しいですね。いろんな役柄で共演してきましたが、どの作品も「この配役で一緒にやれてよかったな」とすごく思います。
――そんな全力の松岡さんから見て、茅野さんの最強なところはどこでしょうか。
松岡 茅野さんの持っているものって、他の人ではなかなか出せないんですよね。空気感といいますか、声色に嘘がないやさしさがある。それに無理のないお芝居をされている。そういった面は見習わなければいけないと感じるし、尊敬できるところでもあります。それに、どの役をやってもすごくはまるんです。
茅野 うれしい!
松岡 例えば、オーディションで女性キャラが複数いるとするじゃないですか。僕は、男性キャラだと「このキャラはあの人っぽいな」とすぐにひらめくのですが、女性キャラに対してはそういったひらめきはなくて。でも「誰になるんだろう……あ、これは茅野さんっぽいな」というのは、ポーンと出てくるんです。そういった意味でもどんな役にもはまるなと感じます。あとは……これは間違っていたら「それ違うよって」言ってください。
茅野 うんうん(笑)
松岡 多分、負けず嫌いな部分があると思うんですよ。
茅野 (強く頷きながら)めっちゃある! よくぞ見抜いたという感じですね。
松岡 それから、いるだけで場の空気を和ませてくれる。これは僕には本当に僕にはできないことです。
茅野 そうかなあ。和ませてくれていると思いますけどね。
松岡 いやいやいや! もとから持っているものが違うんだなっていうのをすごく感じますね。
茅野 すごく照れくさい取材ですね(笑)
松岡 ここに信長がいたら、さらに照れくさいことになってたと思う(笑)
作品情報
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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール
《最終負荷実験》という名の、アンダーワールド全土を巻き込んだ《人界》軍と闇の軍勢の戦争。戦局は、《光の巫女》アリスの奪取を目論む《ダークテリトリー》軍ガブリエル一派と、アンダーワールドを守ろうと...
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