2021年1月7日(木)19:00
蒼井翔太、あふれんばかりの“セーラームーン愛”でつかんだフィッシュ・アイという夢
フィッシュ・アイ役の蒼井翔太
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「美少女戦士セーラームーン」が25年ぶりにスクリーンに帰ってくる――! 原作者・武内直子氏の総監修のもと前後編で製作された劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」(前編が2021年1月8日、後編が2月11日公開)。原作漫画の4期にあたる「デッド・ムーン」編を描く今作のテーマは“夢”。敵キャラクター「アマゾン・トリオ」のフィッシュ・アイを演じた蒼井翔太は、「美少女戦士セーラームーン」ファンを公言し、セーラー戦士に夢をもらった“90年代の子どもたち”のひとり。なかでもフィッシュ・アイへの思いは強く、「声優を目指すきっかけになったキャラクター」だという。愛し続けた作品の、憧れ続けたキャラクターに抜てきされ、大きな夢をかなえた蒼井が語る、作品との出合い、涙したオーディション、石田彰が演じた90年代版のフィッシュ・アイへの思いとは。(取材・文・写真/編集部)
オーディションは「愛を試されているかのようなプレッシャー」
終了後は「涙が止まらなくて」
――ファンを公言されていた「美少女戦士セーラームーン」のフィッシュ・アイ役に決まった時、オーディションに受かった時のお気持ちはいかがでしたか?
(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
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「合格だ」という話を聞いた時、事務所の社長とふたりで大泣きしました。幼少期に見ていた「美少女戦士セーラームーン」、それも大好きだったフィッシュ・アイなので。
――そもそもオーディションの話がきたときは、どういった心境だったのでしょう?
自分のなかにあるフィッシュ・アイは、やはり石田彰さんが演じたフィッシュ・アイなんです。心の中に、記憶に、強く残っていました。だからオーディションは「奇跡的なチャンスだ」「受かりたい!」という思いと同時に、「ということは、石田彰さんじゃなくなっちゃうのか」というさみしさが混在していました。
でもオーディションを受けさせていただけるならば、これは本当に奇跡。もちろん石田さんと同じようなフィッシュ・アイをだそうと思っても絶対にだせないし、石田さんが当時フィッシュ・アイに向けていた愛や意気込みというのは、ご本人にしかわからないと思います。だから、同じように演じようとすることは失礼だなと。だったら、“僕の大好きなフィッシュ・アイ”という思いを込めて、自分にしかできないフィッシュ・アイを全力でやろうと決めてオーディションに臨みました。
(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
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――全力は出せましたか?
なんとか出せた気がします。ブースの壁一面にセーラームーンのキャラクターの線画が貼られている、夢のような空間だったんです。そしてスタッフさんがたくさんいるなかに、ひときわ輝いている、今にも変身しそうな方――セーラームーン/月野うさぎちゃんの声を担当している三石琴乃さんがいらして……。緊張がピークに達しました。大好きなフィッシュ・アイのオーディションという奇跡のような機会と夢のような空間、そして後ろから感じる、セーラームーンへの愛を試されているかのようなプレッシャー。それから「大好きだったフィッシュ・アイ」と「自分がだせるフィッシュ・アイ」という葛藤。いろんなものがこみ上げて、オーディションが終わり「ありがとうございました」と言った途端に涙が止まらなくて。
――感極まったのですね。
そうですね。この時はまだ受かってもいないのに(笑)。でもそういう機会にめぐり合えただけでもすごい奇跡です。
作品情報
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