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ニュース 2021年4月18日(日)21:00

「アフリカン・カンフー・ナチス」奇想天外の予告完成 若本規夫がナレーションを担当

セバスチャン・スタイン監督は予告編の出来を絶賛「めちゃいいですね! 最高!」

セバスチャン・スタイン監督は予告編の出来を絶賛「めちゃいいですね! 最高!」

(C)2020 BUSCH MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVED

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ネットで話題沸騰したガーナ、ドイツ、日本の合作映画「アフリカン・カンフー・ナチス」の日本版予告編が完成した。「サザエさん」「ドラゴンボールZ」「銀河英雄伝説」の声優で知られ、洋画では「ムカデ人間」のハイター博士の吹き替えを務めた若本規夫がナレーションを担当している。

第2次世界大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が、連合軍の手をかいくぐり、逃亡先のガーナで現地の人々を制圧。世界征服のための最強武闘会を開催する。日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインが、溢れる情熱と発想だけを手にアフリカへ乗り込み、“ガーナのジョージ・ルーカス”として知られる伝説的監督・ニンジャマンとタッグを組み、奇想天外な1作を完成させた。

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日本で行われたプレミア上映会は超満員の大盛況。課金制で限定配信されたAmazonでは、5点満点のユーザーレビューで4.3という驚異的な高評価を叩き出し「大爆笑!」「歴史に残るB級」「やりたいことを全力でやった映画」「こういう映画を観たかった」と絶賛のコメントが相次いだ。

世界征服を目論むヒトラーと東條英機が、アフリカの人々を新たな人種「ガーナアーリア人」として洗脳。地元のカンフー道場に通うぐうたらな青年が一念発起して立ち向かうという“一見完璧なB級映画”。カンフー映画スピリットを正しく継承したアクションでもあり、現代の搾取構造や力を崇める権力者たちの姿を滑稽に描き出している。

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予告編では「第2次世界大戦後、ヒトラーと東条英機は、どちらもこの世を去っていなかった」という驚きの事実が明かされる。アフリカに流れ着いた独裁者たちは、現地の人々を「ガーナアーリア人」として洗脳し、再び世界征服を企む。手始めに地元のカンフー道場を襲撃し、反逆の芽を摘み取っていくヒトラーたち。DJパーティーで勝利に酔う独裁者たちは、さら武闘会を乗っ取り、この国の支配を強めることを画策する。一方、恋人や仲間、すべてを奪われた落ちこぼれの道場生アデーは、カンフーを武器に復讐を誓う。

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劇中ではヒトラーを演じているスタイン監督は、完成した予告編について「めちゃいいですね! 最高!」と大喜びだ。

スタイン監督「ドイツにいた20歳の頃、僕はとにかく『ドラゴンボール』に夢中だった。自分の作品の予告ナレーションをセルの声を演じた人にやってもらえただなんて信じられないよ! あの時の自分に教えてあげたい! そして、もうひとつ。ガーナ映画の予告編がこのようにナレーションやテロップをつけられて、日本でお披露目されることは初めてだと思います。ガーナの人々はとても喜ぶと思います」

「アフリカン・カンフー・ナチス」は、6月12日から東京のシアター・イメージ・フォーラムほか公開。

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