2022年5月24日(火)18:00
「犬王」W主演を務めるアヴちゃん×森山未來のインタビュー映像公開 子ども時代の熱演に「血の味がする」
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湯浅政明監督の最新作となる劇場アニメ「犬王」から、ダブル主演を務める犬王役・アヴちゃん(女王蜂)と友魚(ともな)役・森山未來のインタビュー映像が公開された。
同作は、古川日出男氏の小説「平家物語 犬王の巻」(河出文庫刊)を原作に、室町時代の京で世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王と、その親友である琵琶法師・友魚の友情を描くミュージカル・アニメーション。猿楽の一座に異形の子として生まれ、顔をひょうたんの面で隠して生きる犬王は、ある日平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会い、バディとして乱世を生き抜いていく。キャラクター原案を、湯浅監督がアニメ化した漫画「ピンポン」の松本大洋氏が務める。
(C)2021“INU-OH”FilmPartners
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アヴちゃんと森山は、神戸出身であるという共通項をもち、映画「モテキ」から10年来の付き合いとなる間柄で、インタビューも和気あいあいとした雰囲気のなかで進行。オファーを受けた当初は不安を感じていたアヴちゃんだったが、森山との共演になると知って出演を決断したという。同じくアヴちゃんとの共演が出演の決め手になったという森山は「舞う方(犬王)がアヴちゃんで、歌う方(友魚)が俺って、逆やん!」と、普段とは対極的なストーリー上での関係性に言及した。
森山は「そもそも圧倒的な存在感だし、声も本当に七色。全部出るので」とアヴちゃんを絶賛。一方アヴちゃんは、犬王の子ども時代を声変わり前の少年をイメージした声で演じたことを振り返り「あ、ノドから血の味がする……。子ども(の役)って大変!」と苦労を明かした。また、湯浅監督からは「もっとジャイアンで」というディレクションも受けたという。
最後はアヴちゃんが「唯一無二のものができるってことに本当に運命を感じているので、ぜひともそれを見に来てほしい」と呼びかけ、インタビューを締めくくった。
「犬王」は5月28日から全国公開。
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京の都、近江猿楽の比叡座の家に一人の子どもが生まれた。後に室町時代の民衆を熱狂させる能楽師【犬王】。しかしその姿はあまりに奇怪で、大人たちは子の全身を衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は...
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