「君たちはどう生きるか」の手描きの豊かさに迫る　ジブリ美術館の新企画展示が11月18日から開催

第1部「イメージボード編」からはじまり全3部で開催

(C)2023 Studio Ghibli (C)Museo d'Arte Ghibli

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東京・三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示「君たちはどう生きるか展　第1部 イメージボード編」が11月18日から開催される。第1部「イメージボード編」が11月18日～2024年5月（予定）に行われ、第2部「レイアウト編」が24年5月、第3部「背景美術展」が24年10月に開催予定。

(C)2023 Studio Ghibli

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およそ7年の歳月を費やして制作された「君たちはどう生きるか」は、制作過程の絵のほとんどが紙に鉛筆と絵具で描かれた、近年では稀な「手描き」のアニメーション作品。現在は手描きアニメーションもデジタル機材を使用した作画や美術が主流となり、デジタル化の進展に伴って手描きアニメーションと3DCGアニメーションの境界があいまいになりつつある。その結果、アニメーションの制作現場から紙と鉛筆、絵の具が徐々に姿を消している。

同展は、「君たちはどう生きるか」の制作過程で描かれた絵を展示することで、紙と鉛筆からはじまる手描きの豊かさと、描くことの力そのものを感じられる場を提供する。展示は、第1部「イメージボード編」からはじまり、第2部「レイアウト編」、第3部「背景美術展」と展示を入れ替えて公開する。

三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制。11月入場分のチケットは、10月10日からローソンチケットで発売される。