2024年4月15日(月)22:00
“女性用風俗”が舞台 コミック原作の実写ドラマ「買われた男」瀬戸利樹らがベッドに横たわるキービジュアル披露
セラピストたちに心も体も癒されていく
(C)「買われた男」製作委員会
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瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演するテレビ大阪の深夜ドラマ「買われた男」(各話30分・全10話)のキービジュアルが披露された。あわせて、菊川怜、小島梨里杏、佐藤玲、花柳のぞみ、片山萌美、吉本実憂、たなかさと、横山めぐみ 鳥居みゆき、杉江大志、武田梨奈がゲストキャストとして出演することが発表された。
(C)「買われた男」製作委員会
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原作は「コミックシーモア」で連載中の人気コミック「買われた男 女性限定快感セラピスト」(漫画:三並央実 原作:芹沢由紀子)。セックスレスの主婦、芸能人、女社長、風俗嬢など、悩みを抱えた女性たちが店に訪れ、セラピストたちに心も体も癒されていくさまを描く。主人公となるバツイチのセラピスト・ヤマト役を瀬戸が演じ、ベテランセラピスト・龍一役を久保田、No.1セラピスト・シアン役を池田が担う。
女性用風俗店「KIRAMEKI」の経営者・アキコ役で8年ぶりにドラマ出演を果たす菊川は、役どころに付いて「セラピストを求めてくる女性客だけでなく、セラピストたち自身もそれぞれ、人生に葛藤があります。アキコはそんな彼らを見守る、謎多き女性です」と語る。
一方、瀬戸扮するヤマトの元妻・香苗役の小島は、「(香苗は)いまの大成(ヤマト)を生み出した、核となる過去にいた存在」と話し、「2人の心はいまどこにあるのか。繊細に積み上げていきたいと思いますので、放送をぜひ楽しみにしていてくださると嬉しいです」とメッセージを寄せた。
そのほか、セックスレスの主婦・田村のどか役に佐藤。役作りのために予約をしたという女優・東崎安未果役に花柳。過去の出来事で男性への嫌悪感が強い会社社長・有原千賀子役に片山。仕事を天職だという風俗嬢・清水まりあ役に吉本。所属する教団が決めた相手との結婚を控えた処女・佐々木和子役にたなか。夫を亡くし、とある理由から予約をした蓮見依子役に横山。氷のように冷たい身体の謎の女・サヨコ役に鳥居。トランスジェンダーである本郷ハル役に杉江。そしてヤマトの幼馴染で病を患った佐藤綾花役に武田を配し、それぞれの悩みや秘めた思いを描く。
「買われた男」は4月17日より、テレビ大阪、BSテレ東ほかで毎週水曜深夜12時から放送。テレビ愛知では毎週月曜深夜12時30分~、テレビせとうちでは毎週木曜深夜25時5分~、TOKYO MXでは毎週水曜深夜1時30分から放送。DMM TVにて同日より独占配信(2話以降1週間先行配信)されるほか、広告付き無料配信サービス「TVer」で見逃し配信される。
第1話のあらすじと、キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
◆第1話あらすじ
(C)「買われた男」製作委員会
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主婦の田村のどか(佐藤玲)と夫の響一(渋江譲二)は、傍から見れば何の問題もない夫婦のように見えた。のどかは響一と過ごす何気ない時間が大好きだったが、3年もセックスをしていない。以前、響一は浮気をしたことがあり、のどかは響一が再び浮気しているのではないかと疑っていた。そんなある日、のどかは女性用風俗店「KIRAMEKI」に予約を入れる。セラピストのヤマト(瀬戸利樹)からのカウンセリングを受け、のどかは浮気性の夫と平等になりたいのか、性欲のためなのか考えてしまう。そして施術が始まり、夫以外の男に触れられて気持ちよさを感じていたのどかだが、彼女の頬には涙が……。施術後、のどかは響一との関係をヤマトに話し始める。
◆キャスト陣のコメント
【菊川怜】
出産、育児でおおわらわだったため、気がついたらドラマ出演は、8年ぶりです。なので今回、この役をいただき、すごく嬉しかったです! そして、8年も経つと年も重ねるわけで、今まで演じてきた役と全く違う役をいただく事ができました。
アキコは、「KIRAMEKI 」でセラピストたちを束ねる経営者。セラピストを求めてくる女性客だけでなく、セラピストたち自身もそれぞれ、人生に葛藤があります。アキコはそんな彼らを見守る、謎多き女性です。演じていて、なんだか自分の子供たちの様にも感じています。そんな役者の皆さんとご一緒でき、現場はとっても楽しいです。ぜひご覧下さい。
【小島梨里杏】
大成(ヤマト)の元妻・香苗を演じさせていただきます小島梨里杏です。以前、ご一緒した方々とまた面白そうな作品作りができること、新たな出逢い、本当に嬉しかったです。 過去や思い、この作品のテーマでもある愛は見えないし掴めない。掴めないから厄介で、でも愛おしいから憎めずきっと離せない。そんなややこしい人間の心が毎回、いろんな形で交差し触れ合って、前に進んでいくお話です。
いまの大成を生み出した、核となる過去にいた存在、香苗。2人の心はいまどこにあるのか。繊細に積み上げていきたいと思いますので、放送をぜひ楽しみにしていてくださると嬉しいです。
【佐藤玲】
お話をいただいた当初は過激そうな内容にびっくりしながらも原作漫画や脚本を拝読する中で、人間の本能的な部分に触れながら、どの登場人物も輝いていることに惹かれてお返事をさせていただきました。
第一話に登場する“のどか”は、多くを語ることが苦手ですが、人知れずいつも人の心に触れようと努力をしている人です。彼女の悩みはきっと誰もが形は違えど持ち合わせているのではないかと思いながら、様々な学びとともに撮影に臨みました。セラピストとして人々に真摯に向き合うヤマトと出会い、のどかがどんな影響を受け、その後どんな人生を歩もうとするのか…。
現実的に考えると、綺麗事・絵空事ばかりでは無いかも知れません。でも、これも一つの在り方なのかしら…と想像しながら、ご自身のポリシーとも照らし合わせながら、ご覧いただけたら嬉しいです。
【花柳のぞみ】
東崎安未果役を演じました、花柳のぞみです。安未果は過去の恋愛のせいで人を信じられなくなった女性。その不器用さが愛おしく感じました。
不安要素が多い中でクランクインしたのですが、瀬戸利樹さんや守谷勇人さん、スタッフの皆さんに支えていただき感謝しています。安未果がヤマトと出会ってどう変わっていくのか、ぜひ見届けてください。
【片山萌美】
今の時代、親しい人には言いにくい悩みやトラウマを抱えている人は多いのかな?と思います。だからこそ、女性の気持ちを大切にする”女性用風俗”の他人(ヤマト)の癒しによって救われることもあるのかもしれないと感じました。
私が演じる有原千賀子という役も、過去のトラウマから男性嫌悪、そして男性に媚びていると感じるもの全てに嫌悪感を抱いています。自身も気づかないうちに、そのトラウマ故に、正直パワハラ加害者一歩手前の人かなと。
そこからヤマトと出会うことで、トラウマとどう向き合っていくのか。本当の自分をどう取り戻していくのか。身体も心も、大切に演じたいと思います。
【吉本実憂】
この度、「買われた男」第4話の戸田彬弘監督の回に 風俗で働いている清水まりあ役で参加させて頂きます。 台本を読んだ時、“みんな精いっぱい生きてるんだなぁ”と背中を押されました。
偏見や愛情に対して、人によっては新しい視点から感じられる作品だと思います。“作品“は出逢ったことのない人の人生、想いを覗けるもの。 存分に覗いてみて下さい!
【たなかさと】
第5話でワコ役を演じさせて頂くことになりました、たなかさとです。出演のお話をいただき脚本を事前に読ませて頂きましたが、ワコの抱えている悩みや気持ちに共感できる部分があり、ワコが自分にとって近い存在だと感じていました。
その後、改めて決定のご連絡を頂いた時は緊張と嬉しさで手足が震えました...! ワコの過去の辛い経験や葛藤、そしてヤマトとの出会いで精神的に解放される様子を丁寧に演じさせて頂きたいと思ってます。是非ご覧ください。
【横山めぐみ】
ネットニュースでドラマの宣伝を拝見し「これは観てみたい!」と思い、忘れないようスケジュール帳に放送日をメモしていたので、お話をいただいた時はびっくりし、とても嬉しかったです。
台本を読んで…泣きました。もう少しキャッチーなストーリーを想像していたのですが、読んでみたら非常に切なく、ピュアなお話だったので、素敵だと思いました。
私の演じる役は、亡くなった夫に対しての罪悪感を抱えながら、前に進むことができないでいる、清楚な人。人生の新たなー歩を踏み出すきっかけを、ヤマト君からもらうのですね。他人事とは思えませんでした。
「女性用風俗」がテーマということですが、みんな悩み苦しみながらも必死に生きてるんだなぁと、前を向いて生きていこうと思える、温かいお話です。
楽しみに、是非ご覧いただきたいです。
【鳥居みゆき】
女性用風俗、女風。このような大胆なテーマを地上波で、格好いいです。参加できて光栄です!
体だけじゃなく心も癒してくれる素晴らしい職業。まだ私は利用はしたことないですが、女風については知っていました。つい先日出た舞台が「女風」をテーマにしたものだったからです。
その時は幽霊役だったのですが、今回は原作にもないオリジナル脚本らしく監督さんが言うに「不思議な役」らしいので、どんな役なんだろうとワクワクしています。もしまた幽霊役だったら、その時はその時で死ぬ気で頑張ります笑
【杉江大志】
本郷ハルを演じます、杉江大志です。オファーを受けた時の率直な感想は、大役をいただいたなという思いでした。
MtFはもちろん、トランスジェンダーの役を演じる機会は少ないですし、男性である僕が女性の心を演じるハードルは高いと思いますが、台本を読んでいて、ハルという”人物”に共感・共鳴する部分が沢山ありました。
そこを手掛かりに、ハルの優しさや想いをしっかり演じられるよう、向き合いたいと思います。
【武田梨奈】
一見インパクトのあるタイトルですが、実は日常に溢れている女性の悩みであり、それぞれの事情を通して今までの固定概念を変えることのできる力強い作品だと台本を読んで感じました。私は最終話でとある大きな悩みをもった女性を演じさせていただきます。
傷ついてしまった彼女の心と体はきっと計り知れないほどの痛み抱えていますが、しっかりと抱きしめながら現場(KIRAMEKI)に足を運びたいと思います。
この作品をご覧になった全ての皆様の明日が少し生きやすくなってくれたら幸いです。
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