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特集・コラム 2019年2月1日(金)20:00

【かねやん的アニラジの作り方】第1回 僕とアニラジとの出会い

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私は大阪のラジオ局で20年以上にわたって、アニラジ(アニメラジオ)を作るという仕事に携わってきました。そして、2018年12月末に50歳を期に退職、株式会社ベルガモを創業しました。株式会社ベルガモは、音声コンテンツを軸にコンテンツとそれを愛する人たちとの深くて濃い関係を大切に育てていく企業でありたいと思っています。つまりアニラジを一生の仕事として取り組んでいこうと決めたわけです。今回このコラムを書く機会をいただきました。このコラムで改めて「コンテンツとそれを愛する人たちとの深くて濃い関係を大切に育てていく」とはどういうことかなにを目指しているのかお話していきたいと思います。

まずは私の自己紹介的に私の仕事史をお話しします。私は平成3年に東京の法政大学を卒業後ラジオ大阪に入社しました。まずは報道部に配属され、大阪府警の記者クラブに詰め、毎日関西で起きる事件事故を取材し、今でも毎日夕方5時に放送される全国ネットの番組「ニュースパレード」にレポートしていました。なんせラジオ局はテレビや新聞社と違って記者が少ないもんですから関西で起こるいろんなことをあまねく取材させてもらいました。ジャーナリストにあこがれてマスコミをめざした私には毎日が刺激的で充実した日々を送っていました。そんなある日部長から「兼田さんに話があるので明日大阪府警に行くわ」といわれ、翌日通勤途中に地下鉄で部長にばったり「丁度ええわ、兼田さん東京支社に転勤です」と地下鉄の中でまさかの内示を受けます。地下鉄を降りてからその日1日何をしたかおぼえてません。自分なりに自信をもって仕事をしていましたので悔しくてしょうがなかったです。

失意のうちに東京にきた兼田青年、最初は営業内勤をやりながら国会記者なんかも体験できたんですが1年半後営業部への異動となります。今の私からは想像もつかないと思いますが、入社したときからお金を扱う営業だけは嫌だなと思ってました。人に頭下げて金とってくるなんて、マスコミの中でも1ランク下の仕事だと思ってました。でもこれが僕のラジオマン人生を決定づける異動になります。人生なにがあるかわかりません。とにかく20代は何でもやってみるべきです。営業部に異動になり上司から渡された担当表に「おもちゃ・ゲーム」とありました。民放の営業部は、スポンサー業種ごとに担当が分けられてるのが一般的。その業種のひとつが「おもちゃ・ゲーム」、そしてあるゲームメーカーさんがスポンサーをしていた番組を営業マンとして担当することになりました。「國府田マリ子のGAME MUSEUM」という番組でした。

これも皆さんにお話してよく驚かれることですが、私は今でもアニメやゲームは詳しくありません。「週刊少年ジャンプ」を一度も買ったことがない数少ない日本人かもしれません。ですから「おもちゃ・ゲーム」に関心を持てませんでした。仕事として一応やってるふりをする程度の不良営業マン。「オタクってあの宮崎勤みたいなやつら相手の番組、そんなの公共の電波の放送局がやっていいのかね」なんて本気で考えていました。そんなある日、スポンサーから「國府田さんが兵庫県の『つかしん』でイベントやるので見に来てください」と誘われます。たまたま大阪出張だったこともありいやいや行きました。でもそれが僕の全てを変えてくれたのです。「つかしん」の会場は3000人はぎっしり入り熱気ムンムン。何よりびっくりしたのが、國府田さんが「GAME MUSEUM聴いてる人」って聞いたら全員が手を挙げたのです。放送って「送り放し」と書くだけあって実は仕事をしてて、あまりリスナーや視聴者を意識することはありません。実際お金をもらうのはスポンサーですし、リスナーは聴取率というパーセントとして存在するだけでした。しかし國府田さんの前にいる3000人はパーセントではなく、一人ひとりがラジオ大阪の番組を楽しんでくれている。この感動が私の原点となりました。のちに私の決まり文句となる「皆さんあってのラジオ大阪」はこの体験が出発点となりました。1994年、兼田青年26歳の秋でした。

◆宣伝です
 新生ベルガモ初のオリジナルコンテンツ「宮村優子・岩田光央おかわりできますか」が19年2月10日午後7時30分から、ニコニコ生放送で配信開始。宮村優子・岩田光央が18年ぶりにタッグを組み、あの爆裂ハイテンショントークを繰り広げます。この番組ではニコニコチャンネル会員を募集。詳しくは初回放送で。
 ベルガモの最新情報はをチェック。かねやんTwitterアカウントは@kaneyanmamotan 。

兼田 健一郎 株式会社ベルガモ代表取締役社長

かねやん的アニラジの作り方~体験的アニラジプロデュース論~

[筆者紹介]
兼田 健一郎 株式会社ベルガモ代表取締役社長(カネダ ケンイチロウ)
昭和43年大阪府生まれ。法政大学社会学部を卒業、平成3年ラジオ大阪に入社。報道部記者として大阪府警や国会を担当し、事件事故、55年体制崩壊を取材した。東京支社に転勤後一貫してアニメゲームゾーン1314V-STATION の番組プロデュースに携わる。編成企画部長、編成制作部長、東京支社長などを歴任。平成30年退社。日本の新しい音声コンテンツを創造する株式会社ベルガモを創立。

イベント情報・チケット情報

「宮村優子・岩田光央おかわりできますか?」 公開収録 0
開催日
2019年2月10日(日)
時間
19:30開始
場所
コラボカフェ 渋谷(東京都)
出演
宮村優子, 岩田光央

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